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住むのは都会と田舎どちらが良いのか

 さて、みんなは今どこに住んでいるだろうか。どんな場所が住みやすいかの感覚は人それぞれ違うものだが、この記事では、ある程度平均的に誰でも住みやすい地域を探る内容としてまとめていく。

(この記事は3部作シリーズの第1回目になる。あと2作については記事下部のリンクを参照してくれ)

 こういった内容を検討する際気をつけたいのは、0(ゼロ)か100かの二択で物事を決めつけてしまわないことである。都会と一言で言っても様々だし、田舎でも場所によって利便性や周囲の自然の特徴はかなり異なる。

 そこでこの記事では、離島などの最も田舎だといえるような場所を0、東京の23区の最中心部を100と考え、住みやすい場所の目安を大まかな数値として見出すことにする。数値の判断基準は、利便性、物価や土地の値段とする。

 

 まず誰にでも共通といえるのは、生まれてくる場所と子ども時代に過ごす場所は、選ぶことはできない。義務教育を卒業して、一人暮らしができるようになってから、自分自身で住む場所を選ぶことができるようになる。住む場所に何を求めるのかは、人それぞれ違うし、年齢によっても変わってくる。

 その上で、住む場所に求めることで概ねみんな共通といえるのは、大体以下にまとまるのではないだろうか。

①都心部や繁華街へのアクセスがそれなりに良いこと

 まず、就業先(仕事をする場所)は基本的に田舎よりも都心部の方が多い。もちろん田舎や郊外にも仕事はあるのだが、転職も視野に入れ、長期的に安定した就業ができることを考えると、ある程度都心部に近いことが大切になってくる。

 買い物も、都心部の方が選択肢は増えるので、生活の際には一生涯大切な基準だ。

 遊ぶ場所も都心部に選択肢の多さと魅力があるともいえるが、この基準は年齢を重ねると重要度は低くなる人も多いだろう。

②適度な自然があること

 花、木、風、水などの自然は、人間の心身に大きなメリットをもたらす。この基準は外すことができないだろう。

③医療、福祉サービスが充実しているかどうか

 これは、若い時から高齢になるまで、重要な基準としておきたい。病気は誰でもなるものだし、一生常にお世話になるものだからだ。

④地震、大雨、台風などの災害リスクが少ないこと

 いつどこに、どんな災害が来るかを正確に予測するのは難しいが、過去のデータやハザードマップは是非確認しておきたい。大きな河川の側に住むことは、特に家を買う場合は絶対に避けたい。

 

 この四点以外で挙げておきたいのは、“道路状況”である。歩道などが整備されていて、危険な交差点が少なく、安全に移動できるかどうかは生活に密接に影響する。また、スーパーや病院までの経路に坂道がある場所に住むのは、高齢になった時は特に避けた方が良い。

 上記基準を元に住む場所を考えてみる。離島の最も田舎だといえるような場所を0、東京の23区の最中心部を100と考えると、数値としては、70~80位の場所が、最もバランス良く、若い頃から高齢者になるまで住みやすいと考えられる。

 では、具体的に70~80位になりそうな地域をいくつか挙げてみよう。

『愛知県稲沢市』『東京都調布市』『福岡県北九州市』『埼玉県志木市』『福島県郡山市』

 これ以外にも、よく探せば住みやすいエリアはいくらでも見つかる。ネット、市役所や不動産屋の情報、地図などを活用しよう。住みやすい場所を見定める目を養っておけば、必ず今後役に立つはずだ。

(作・イキルちえ)

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