生きる知恵

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好きな異性の年齢の正確なデータと、自分が対象外でも好かれる方法

 さて、みんなは何歳の異性が好きだろうか。読者の人の年齢は様々だろうし、好む年齢も、年上、年下、同年代と人それぞれ違うと思う。今日は、男女それぞれの年齢層で、何歳の異性を恋愛(結婚)対象として好むのかを正確なデータと共に解説する。そして、自分の年齢が相手のニーズに合っていなくても、相手と結ばれる可能性を少しでも上げるコツも最後にお伝えする。最後まで楽しんでくれ。

 本題の前に前提をお伝えしよう。

 世の中にはウソやデタラメも含めて様々な情報が出回っている。中には、読者の留飲を下げるために、限られた例外的な一例を大きく取り上げてフォーカスするような内容もある。しかし、そういったものだけを真に受けるのは現実逃避でしかなく、幸せな恋愛や結婚には結びつかない。この記事では特に、あくまで平均値と現実に即した内容を徹底する。なぜなら、それが一番多くの人に現実的に役立つからだ。では本題に入ろう。

 まず最初に、ある簡単な計算式から紹介する。一時期結婚相談所なども取り上げて、一部のネット上でも話題にもなったものだ。

『本人(男性)の年齢÷2+8』

 この計算で、男性本人が好む女性の年齢がわかる。例えば男性の年齢が20歳なら20÷2+8=18で、18歳の女性を好むという結果である。

 この計算式は、非常に正確だ。参考までにこの計算結果を簡略しつつ以下に表にする。

 この計算式のすごい所は、幼少期の好む年齢まで正確に反映していることだ。8歳の男の子が、12歳位の年上のお姉さんに憧れて好きになるというのはよくある話である。その他の年代についても、かなり正確な値である。(この計算式の女性版も探してみたのだが、残念ながら見つけられなかった)

 続いては、もっと本格的な調査による内容を紹介する。これは男性、女性共にデータがあり、おそらく最も正確に好む異性の年齢を表しているデータである。これは、アメリカの大手出会い系サイトの創始者でもあるクリスチャン・ラダー氏の著書『ハーバード数学科のデータサイエンティストが明かす ビッグデータの残酷な現実』で紹介されているものだ。男女相当数に実際にアンケートを取り、好む異性の年齢を表にしている。

<参照元:https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478022992/netgeek-22/ref=nosim/>

<参照元:http://netgeek.biz/archives/91684>

 このデータでは、著書では20~50歳までの全ての年齢を掲載しているのだが、長くなるので本記事では一定年齢ごとに区切って掲載した。これはアメリカの調査であるが、国が違っても同じ人間、好きな異性はどの国であってもほぼ変わらないので、日本でも同基準と考えて良いだろう。

 それぞれこの表を見て、みんなはどんな感想を持つだろうか。このデータから分析できることを挙げてみよう。

 男性は、全ての年代で20代前半に好みが集中している。女性は、20歳以降は年上を好んでいるが、33歳から(※表記)年下を好む傾向に移り変わっている。

 つまり、簡潔に言えば、“男女共若い異性が好き”という結論に落ち着く。そして、現在の婚活市場で男女双方のニーズが嚙み合っていないことはすでに多くの人が知っていると思うが、好む異性の年齢がこうなのだから噛み合わないのは当然だろう。

 実際には、全ての既婚者が、自分の好みの年齢の人と結婚しているわけではない。恋愛は結婚より自由なので、より本人の好みが強く反映されるが、必ず自分の好みの年齢の異性と交際しているわけでもない。それでも、本人の好みの年齢から大きく外れた人が意中の異性に好かれるのが難題なのは、このデータを見れば一目瞭然だ。

 例えば30歳の女性は、同い年の30歳の男性を好むが、30歳の男性は、20歳の女性を好む。30歳の女性を好む男性は、クリスチャン・ラダー氏の調査においては存在すらしていない。最初に挙げた『本人(男性)の年齢÷2+8』の計算式でも、30歳の女性を好む男性の年齢は44歳である。

 では、どうすればよいだろうか。

 恋愛の場合は、はっきり言えば、男女共性的魅力によって惹かれる要素が最も強いため、健康で若々しい外見かどうかで大きく左右される。まずは外見を磨くのがマストで、その上で自分なりのプラスアルファを加えていくことで、対象年齢から外れている相手と結ばれる確率は確実に上がる。結婚よりも、精神的成熟さや生活力は求められないので、ある意味わかりやすいものだ。

 では、婚活、結婚についてはどうだろうか。

 結婚生活は、お互いの信頼関係の元に支え合い生活を築くものだ。恋愛よりも結婚は、生活の距離感が近い。協同といえる距離感において、人が人に対して惹かれる要素は何か?これは、男女の違いはない。相手を理解しようとする姿勢、覚悟を持って生活基盤を作る言動を伴っているかどうかは、必ず人の心を動かすものだ。以下に、具体的な言葉の例として挙げる。

『私は〇〇で今〇歳だけど、〇〇と〇〇を特に一生懸命やるから、一緒にやっていこう』

 あとは、婚活に対する真剣さ、生きることに対しての日々の積み重ねがモノを言う。

 利己的で自分勝手な思考の人を、人間が好きになることはない。

(作・イキルちえ)

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