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各世代男女別、婚活難易度一覧表(成婚のコツも解説)

 さて、みんなは婚活において、どのような人が成婚が簡単で、どのような人が成婚が難しいかを理解しているだろうか。結婚は本人の性別、年齢、スキルで、難易度は全く違う。そして、婚活をしていると多種多様な人と会うものだが、「その人にとって、婚活はどれ位大変なのか」ということを正確に知ることは意外に意識が向かないことが多い。客観的に、どんな人が結婚が大変なのかを知ることは非常に重要だ。この記事では、各世代の男女別に婚活の難易度を解説し、成婚のコツも合わせて記述する。

 終盤には各項目で解説したそれぞれの年代性別の難易度を一覧表にした画像も掲載している。結構ボリュームのある記事だが、きっとみんなの役に立つと思うので、気軽に楽しんで読んでくれ。

 解説にあたっては、以下を考慮して作成してある。

・算定ポイントは0~100の数値で表示する。数値が高いほど結婚難易度が高い。0が最も簡単で、100が最も難しい。

・算定枠は、「ただ結婚する」「良い相手を選んで結婚する」の二つに分ける。前者は、相手が誰でもいいから単に結婚するという場合。後者は、スペックの高い良い相手を選んで結婚する場合のこと。

・都会と地方では年齢構成や男女比が異なり、それも成婚難易度に影響を与えているのだが、この記事ではあくまでも「各世代ごと及び性別」に焦点を当てて平均化したデータを算出する。

 

①18~29歳男性

(判定:結婚はそれなりに難しい)

<ただ結婚する・60><良い相手を選んで結婚する・80

 若さ、体力が最もある時期で、それが結婚には優位に働くが、決して簡単とはいえない。最大の問題は、収入面である。若い時期はまだ収入が低いことが一般的で、女性が結婚をためらう大きな原因になる。結婚対象となる若い女性も、まだ人間的に成熟していないことが多く(これは男女共だが)信頼関係の元に良い関係を築くのに苦労することも多くある。

 他の世代の男性と同様に、年収、職種、外見、人柄、コミュニケーション、清潔感、住むエリア等、非常に多くのことを女性側から求められるのが結婚を難しくしているのは言うまでもない。

※成婚のコツ

 基本的なコミュニケーション、外見に気をつけつつ、相手女性の容姿だけに目を向けずに、内面をよく見ること。女性と出会う回数を意識して増やすようにすれば、結婚の可能性はかなり高くなる。

(これは重要なポイントだが、結婚相手が同世代の若い女性の場合、最も性的魅力に溢れている時期なので、托卵を防ぐため、子どもができた後にDNA鑑定を必ず行うことに同意してくれる相手を選ぶこと)

 

②18~29歳女性

(判定:結婚はとてつもなく簡単)

<ただ結婚する・><良い相手を選んで結婚する・

 最も男性から需要があり、他の性別、世代と比べると、結婚は圧倒的に簡単。これは歴然としている。相手男性が求めることも圧倒的に少なく、基本的な常識とコミュニケーション能力さえあればほぼ困らない。職種や年収は、正社員で働いてさえいれば問題なく、パートなどの低収入でも他の条件が良ければ充分結婚対象になる。外見の良し悪しで多少結婚確率に差は生じるが、それでも他の性別、世代と比べると難易度は相当に簡単である。

※成婚のコツ

 常識的なことに気をつけつつ、ポイントを絞って出会う機会を持つ。

 

③30~35歳男性

(判定:結婚はそれなりに難しい)

<ただ結婚する・65><良い相手を選んで結婚する・80

 難易度としては、18~29歳の時とほぼ同じだ。20代までの時と比べて収入は上がっていることが多く、結婚対象として20代の時よりもボリュームゾーンに当たるため、30代の方が優位ともいえる。

 ただし、相手女性から求められることは、20代の時よりも明らかに増えてハードルは上がる。20代の時よりも社会経験を積んで成熟しているという目で見られるため、お見合いやデートの時などは、わずかなミスも許されない雰囲気の中で振る舞うことを強要される。もちろん、求められる収入もよりシビアになる。

※成婚のコツ

 基本的なコミュニケーションや外見に気をつけつつ、相手女性の容姿だけに目を向けずに、内面をよく見ること。また、仕事においてこれから重要なキャリア形成に繋がる局面にいることが多いため、仕事にエネルギーを注ぎつつ上手に婚活に割く時間を確保する時間管理能力は肝になる。

 

④30~35歳女性

(判定:多少難しさはあるが比較的結婚しやすい)

<ただ結婚する・15><良い相手を選んで結婚する・40

 20代の時より難易度は上がるものの、それでも他の世代と比べると結婚は簡単な方に入る。その理由として、中年期よりも充分若くて体力もある時期で、まだ出産も可能であり、充分男性の需要に当てはまるからだ。

 注意点としては、20代の時のような未熟な考え方は通用しないので、常識的な思考力・行動力を身に付けておくことは必須だ。そして、結婚相談所のような婚活市場で20代の女性がターゲットにするような男性ばかり狙うと、非常に成婚は難しく、婚活はどんどん長引いて年齢だけ重ねてしまうのは要注意。相手男性のニーズをよく把握しつつ、自分が結婚生活で役立てることをアピールすることが大切になる。

※成婚のコツ

 この世代の結婚対象となる男性は30~45歳位になるが、男性が最も稼働年齢として充実している時期なのもあり、男性側は、結婚後に女性が出産・子育てを踏まえた経済状況を想定していることが多い。つまり女性側は、健康で働いていて、計画性のある人生設計を持っているかが重要となる。

 

⑤36~45歳男性

(判定:結婚はかなり難しい)

<ただ結婚する・80><良い相手を選んで結婚する・90

 35歳までと比較すると、さらに難易度は上がる。この大きな原因としては、この時期の結婚対象の女性(30~40歳位)は、出産のリミットが関わる年齢であり、他の年代の女性と比べて最も結婚相手をシビアに選別しているからだ。お互いを的確に知り合い、協力すれば充分良い夫婦になり得るのに成婚に至らないケースは非常に多い。そして、年収、職種、外見、人柄、コミュニケーション、清潔感、住むエリア等、非常に多くのことを女性側から求められるのは変わらず、それらの女性側からの要求は35歳までよりさらにシビアになる。本人のスペックも結婚確率に大きく影響するサバイバルだ。

※成婚のコツ

 上記で述べたように非常に厳しい時期だが、結婚願望があって対象となる30~40歳位の女性の母数は基本的には多いので、婚活の方法と、自分自身の立ち位置が非常に重要になる。自分のことをよく知ってくれている友人知人が多い場合は、結婚相談所などより、辛抱強く人の紹介を辿った方が良い結婚相手に会える可能性は高い。

 婚活市場で探す場合は、計画性を軸にした相手とのコミュニケーションが生命線である。(逆に言うと、収入確保、子育て、家事分担など、この時期に計画性がない女性と結婚すると後に一番大変なことになるので、見極め力は必須)また、収入、生活力、信頼関係を築ける人間性はもちろん必要だ。

 

⑤36~45歳女性

(判定:結婚はそれなりに難しい)

<ただ結婚する・45><良い相手を選んで結婚する・70

 35歳までと比較すると、結婚難易度は一気に上がる時期である。その理由として、出産がほぼ不可能に近い時期になること、それから、対象年齢の男性(40~55歳位)が、経済状況と人生設計が確立されている人が一気に増えるため、結婚意欲の高い人が少ないことによる。

 しかし、婚活市場における45歳以降の男女比では、男性の方が余っているというデータもあり、不可能なほど結婚が難しいわけではない。35歳以前に行っていた、若さや外見を中心としたアピールでは結婚は難しいのは言うまでもなく、相手男性に対してどうアピールするかが勝負の分かれ目となる。

※成婚のコツ

 年を重ねたならではの人間性を、相手のニーズも汲み取りつつわかりやすく伝えること。具体的には、「優しさ」「気遣い」「包容力」などがポイントである。これに加えて、生活能力(お金を稼ぐ、適切な体調管理、家事能力、先見性も含めた金銭感覚)をアピールできればかなり成婚確率は上がる。逆に、これらの能力を身に付けていないと、男性にとっては結婚するメリットが何もないため、結婚は相当に難しくなる。

 

⑥46歳以降、男女共通

(判定:結婚はかなり難しい)

<ただ結婚する・80><良い相手を選んで結婚する・100

 この年代以降は、男女共ほぼ内容が同じなので、共通として記載する。

 46歳を過ぎると、出産、子育ては選択肢から外れ、結婚は老後まで一緒に生活を支え合うという視点が中心となる。お互いに生活基盤や物事の考え方が充分確立されているので、結婚後の生活をお互いにどこまで歩み寄って合わせられるかが一番のポイントになる。しかし、40年以上かけて積み上げてきた生活スタイルを、別々の人間が一緒に合わせるというのは、そう簡単な話ではない。さらに、自分好みの良スペックの人を選んで結婚するというのは、天文学的な確率の最難関になる。

※成婚のコツ

 良い相手と巡り合うかどうかはギャンブル的要素も大きく、どうしても結婚したいなら、とにかくあらゆる手を使って辛抱強く異性と出会う機会を持つことが大切になる。さらに、「健康状態」「生活力」「相手を思いやる優しさなどの人間性」「年を重ねて身に付けた経験」などは必須事項となる。(相手に依存して一方的に支えてもらうというのは当然論外)

 ギャンブル的要素というのは、当人が身に付けている生き方は、この年代まで来ると本当に多種多様なため、実際に会ってよくコミュニケーションを取ってみないと相性の良し悪しなど全くわからないからだ。婚活方法はとにかく何でもやってみることだが、意外に早く相性の良い相手と出会う場合もあれば、いつまでたっても出会えない場合もある。

 

 以上である。

 ここまで挙げてきたそれぞれの婚活難易度の判定表は以下になる。

 

※難易度ポイントは、各年代性別の「ただ結婚する」「良い相手を選んで結婚する」のポイントを合算したもの。0が最も簡単、200が最も難しい。数値が大きいほど難易度は高い。

 

 この婚活難易度一覧表を見て、あなたはどう感じるだろうか。この難易度を示す理由は、この記事のそれぞれの項目に記載している通りだ。

 読者のあなたが婚活をしているとしたら、あなたが出会う目の前の人は、これまでどんな人生を歩んできて、今どんな状況に置かれているのか、それは簡単にはわからない。しかしこの婚活難易度を知っていれば、もっと視野を広げて客観視できる。相手のことも、自分の置かれている立場も、世間の婚活状況も。

 自分だけの狭い視野にならないよう、物事を広く捉えて婚活してみよう。そうすれば、自分のやるべきことがわかり、必ず良い結婚に結び付くはずだ。

(作・イキルちえ)

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