生きる知恵

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婚活時に「おごってくれないとイヤだ」と考える背景を分析

 さて、みんなは婚活時に食事代などをおごらないと不機嫌になる人をどう思うだろうか。初対面、または出会って間もない異性に気軽におごる人をどう思うだろうか。

 おごり、おごられ問題は、昨今の婚活現場でよく話題に挙がるテーマだ。

(なお、今回は婚活場面における内容に絞るので、恋愛、恋活における内容は含まないとする)

 この問題は、お金が絡む話だ。だからこそ、軽く考えず真剣に考える必要がある。まず、人におごるという行為はどういったものだろうか。主に食事代などを相手の分も代わりに負担することを意味するが、これは、大人に対してなら、本来やる必要がない行為である。大人は自分の行動に責任を持ち、自分の食事、金銭管理を自らの力で行って行動するのが常識だからだ。

 ただし、仲の良い友人、職場の後輩など、「今日はこの人の力になってあげたい、食事代を出してあげたい」と思った時には本人が自主的に“おごる”という行為を選択する。これがおごるという行動だ。

 要は、大人が自ら「おごってくれない!」と文句を言うのは、最初から成り立たない話なのだ。その前提には、先ほども述べたように

・大人は自らの行動、金銭管理について責任を持って社会で生きている

・婚活は、お互い対等な立場でパートナーを探す活動

この2本柱がある。

 

 しかし現実には、婚活時に食事代などをおごってくれないと、不機嫌になり、文句を言う人が大量にいる。そのほとんどが女性だ。こういった話はもう世間にあり余るほど出回っている。まずは、その女性達がどんな文句を言っているのかをまとめてみよう。

①「自分がおごる価値がない」と思われたのがショック

②「この人はケチなのか?結婚生活でもケチになるかもしれない」

③「私よりたくさん稼いでいるのに」

④「甲斐性がない」

⑤「おごらない男性は価値がない」

 この辺りが代表的な常套文句である。これらに対しての意見交換はもうすでにネット上をはじめとして散々行われているのでこの場では言及しないが、簡潔に言うと「視野と思考の狭さ、世間知らず、自己都合のみで物事を考える傾向」といえるだろう。問題は、この背景にある点だ。

(1)女性は、男性に守ってもらい、優遇されて当たり前という価値観

(2)自分で自分の行動に責任を持つ力が育っていない

※(3)自分を蔑む傾向、自信のなさ

※(4)出産が関わっているため、お金が絡む相手男性の行動が大きくネガティブイメージとして映ってしまう

 背景としては、以上の四点が主である。(1)と(2)に関しては、完全に女性自身の責任である。男性より優遇されるべきなどという考えは、婚活に限らず全てにおいて論外であるし、結婚においては、自分の行動に責任を持つ力は大人であれば身に付けておくことだ。

 ただし、(3)と(4)に関しては、本人の責任という一言では片付けられない難しさがある。

 まず、(3)の自分を蔑む傾向、自信のなさについて。自己肯定感の低さや自信のなさが、おごってくれない=自分に価値がない、という解釈に繋がってしまうことが確かにある。異性を攻撃したり、不満という感情に転化することもある。これは非常に根深い問題なのだが、主な要因としては以下の二つである。

・外見至上主義の社会的価値、マスコミの影響

・幼児期からの教育の問題

 ここの問題がとても大きい。

 次に(4) 出産が関わっているため、お金が絡む相手男性の行動が大きくネガティブイメージとして映ってしまうについて。これはもう、婚活をしている個人の問題ではなく、国の経済の問題である。出産、その後の子育てについて多額のお金がかかるのは皆が知っての通りである。

 

 おごらない男性に文句を言う女性の背景の問題として(1)~(4)を挙げてきたが、このような女性と出会った男性はどうすればよいのだろうか。

 これは、簡単な道筋がある。ここまでに挙げた女性本人に非のない問題背景の話。

・自己肯定感、自信

・幼児期からの教育

・日本の経済状況

 この三点について、お相手と正直に話し合うことだ。おごらなかったことについて文句を言い出した女性に対し、「じゃあお断り」と切り捨てるのは簡単なことだ。お金をたかる行為(おごり強要)を行って、断られても女性は文句を言えない。

 ただし、である。こういうテーマについてしっかり話し合うことで、お互いの新たな一面が垣間見えて信頼関係を深めるきっかけになることもあるのだ。人間の表出行動は、とても深いものだ。結婚して夫婦になれば、正直に腹を割って話し合う場面など山ほどある。

 そこまでコミュニケーションを取ろうと努力して、それでも相手が「おごってくれない!」と文句を言い、不機嫌になるようなら、そのような人はもう精神性が幼児並みだ。良い結婚生活を築く力が全く足りていないので、断るのもやむを得ないだろう。

(作・イキルちえ)

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