さて、みんなはマッチングアプリを使っているだろうか。今日は、マッチングアプリの問題点を取り上げる第二回目である。マッチングアプリは、表面上は、恋活、婚活のために使うものである。しかし、それはあくまでも表面上であり、様々なトラブルが起こっているのは皆さんもご存じであろう。それもあり、特に婚活においてはマッチングアプリは推奨しないというのがオレの考えである。
では、マッチングアプリの問題点の一つを一言で言うと、「何を目的にマッチングアプリを使うのかが自由(無法地帯)になっているから」である。
本来恋活や婚活の人のために存在するはずが、違う目的の人が大量に入り込んできているため、ミスマッチが続出して混乱状態に陥っている。これは現状、どのマッチングアプリでも変わらない。プロフィールで使用目的を記載することはできるが、自己申告なのでウソを表記できてしまうため、プロフィール内容は実質意味がなく、混乱に拍車をかけている。
では、マッチングアプリをどんな目的で使っている人がいるのか、一覧にして整理してみよう。男女それぞれ、計100%のうち、何の目的で使っている人が何%いるかを分析した表である。
これはいくつかの大手マッチングアプリの平均を参考に作成したものである。オレなりの経験と調査で計算したものなので、公式な統計ではないのはご了承いただければと思うが、おそらくかなり正確な数値に近いと思う。
本来の目的である、恋活、婚活を目的に使用しているのは、男性は53%、女性は55%である。つまり、男女共約半数は、恋活婚活以外の目的でマッチングアプリを使っているのである。しかも、ご覧いただいた通り、男女共求めるもの、目的が全く違う。どの利用目的でも、男女で需要と供給のバランスが著しく悪い。男性は、恋愛、セックスのパートナー探しが特に多く、女性は、婚活やパパ活目的が特に多い。“女性が真剣に婚活をしていたら、体目的だった“”男性が真剣に恋人を探していたら、パパ活目的の女性だった”などの話は山ほどあるが、こういうミスマッチやトラブルが頻発するのは当然である。
こんな混乱状況で、恋活、婚活という同じ目的を持っていて、かつ良い相手とめぐり会うには、どうしたら良いのだろうか。一つには、どっぷりとマッチングアプリに浸かって、ひたすら時間をかけることである。加えて男性は、お金もひたすらかける必要がある。しかし、そこにひたすら労力をかけていくことは、果たして意味があるのか、心身に不健康ではないのか、よく考える必要がある。
(作・イキルちえ)
こちらも合わせてどうぞ→<このブログの紹介>
その1はこちら→<マッチングアプリの問題点(序章)>
その3はこちら→<マッチングアプリの問題点その3(パパ活女性の大量発生)>
その4はこちら→<マッチングアプリの問題点その4(ブロックという行為)>
その5はこちら→<マッチングアプリの問題点その5(ドタキャン)>