生きる知恵

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女性だけを優遇しても男女平等は進まない(フェミニストが今できていないこと)

 さて、みんなは異性とデートに行く際、どうやってお金を出し合っているだろうか。今日の記事は、世の中に起こっている現象の一つをごく簡単に分析したものである。どうぞ気軽に読んでくれ。

 まず、AさんとBさんという二人の仮の人物を元に、簡単な話を進めていこう。読者のみんなは、AさんとBさんそれぞれにどんな印象を持つかを感じ取ってみてほしい。

 

 ある動物園に、オスのパンダが10匹とメスのパンダが10匹いる。飼育員はAさんBさんの二人がいて、二人共に「全てのパンダの幸せを願って大切に育てたい」と公言している。

 Aさんは、オスのパンダとメスのパンダどちらにもエサをたっぷりあげてかわいがった。

 Bさんは、メスのパンダだけにエサをあげて、メスのパンダだけをかわいがり、オスのパンダには何もせずに放置した。

 

 それでは。

 AさんとBさんに世話をされているパンダは、どちらが健康で幸せになれるだろうか?

 AさんとBさんは、どちらがパンダに愛され、周囲の他の人からも愛されるだろうか?

 AさんとBさん、有言実行をしているのはどちらだろうか?

 これは小学生でもわかる簡単な話である。もちろん答えはAさんだ。

(余談だが、作者のオレはこの例題を、実際に何度か子ども達の前で出したことがあるのだが、正答率は100%だった。回答者の最年少は4歳児である)

 

 ところが今の日本では、ある分野ではほとんどAさんのような人物がおらず、Bさんのような言動ばかり悪目立ちしていて一向に進歩しないことがある。そう、フェミニズム(フェミニスト)の分野だ。

 最もわかりやすく象徴的なのは、「奢り奢られ論争」「割り勘論争」に関する話題だ。

 SNSなどでは、常に「デート代や食事代は男性が奢るべき」といった声が挙がり、争いが続いている。これは要は、「メスのパンダだけにエサをあげてかわいがればよい」と同意義であると同時に、男性も女性も生きやすい社会を作るというフェミニズムの観点に立てば、間違った主張であることは容易にわかる。

 ところが、現代のフェミニスト(あるいは低俗なツイフェミなども含めて)からは、こういった現象に対して「デート代は男性に出させるのではなく、男女二人で出しましょう。それが男女平等です」という声が挙がることが全くない。これは、他の男女間の問題や話題についてもほぼ同様である。

 これが一体何を表しているかというと、前述の例になぞらえれば、『日本のフェミニストのほとんどは、飼育員のBさんと同じ言動と考え』という、あまりにも情けない事実を浮かび上がらせてしまう。

 4歳児ですら簡単にわかることを大の大人が全く実践できないのだから、日本でフェミニストやフェミニズムが理解されずに男女平等が進まないのは至極当然といえる。

 せめて、大人として理解できることの最低ラインに立つことが、まずは必要であろう。

〔一つフォローに近い補足をするならば、人間のほとんどは限られた時間の中で、基本的に自分の得意かつ興味のある分野から発信するという行動が基本になる。全てのフェミニストが「デート代は男性に出させるのではなく、男女二人で出しましょう。それが男女平等です」と発言することを求めることは無理があるという見方は必要だ。〕

 

 最後におまけを付けておこう。

 株式会社クロスマーケティングという会社が、2020年に「フェミニストに対する印象」に関する調査を実施している。(企画者は、Xアカウントのすももさんという方である)

 その結果において、「男女平等主義」「社会をよくしている」といったポジティブな回答よりも、「女性に甘く、男性に厳しい」「偽善的である」というネガティブな回答の方が、全ての年代・性別において大きく上回っている。さらに同調査の、「印象が良い」「どちらともいえない」「印象がよくない」の三択の質問においても、「印象がよくない」の平均値が31.2%となっている。

 以下にいくつかの参照元を記載しておくので、よかったら参考にしてほしい。

<参照元:X(旧ツイッター)すもも氏のポスト〔2021年10月8日〕>

<参照元:「男女の生きづらさとフェミニズムに関するインターネット調査」(2020年7月実施)〔すもも〕〈note〉>

(作・イキルちえ)

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