さて、みんなは周囲の人とどんな人間関係を築いているだろうか。今日の記事は、婚活の時にどういう基準でお相手を選ぶかというテーマである。その選ぶ視点は、「そのお相手が、周囲の友人や仕事仲間などとどういう人間関係を築いているか」という点に絞って展開していく。
実際の人間関係は簡単に分類できるような代物ではなく、複雑に様々な要素が絡み合うものなのだが、この記事では簡易的に3パターンに分類し、イラスト付きで説明していく。わかりやすさを重視して作成しているので、あくまでも目安程度に考え、参考にしていただければ幸いだ。
さらには、“どのような人間関係の構築が良い人生につながっていくか”という広域な話にも繋がるので、婚活や結婚には関係がない人のお役にも立てれば嬉しく思う。それでは早速紹介していこう。
・パターン①〈無意識の同調〉

「あいつってすごくバカだよね~」
「あはは、そうだよね~」
これはもう、どこにでも見られる光景である。人間のサガともいえる悲しい部分だが、悪口というものは大抵「楽しい」と感じてしまうものだ。人間同士が距離感を縮める最もお手頃な手段でもある。そして、悪口を冗談も交えて笑いも取りながら快活に表現できる人は、人気も得やすく、世渡り上手な人が多い。
別の側面として、悪口、あるいは何かの対象に対する“批判”というものは、『頭をそれほど使わずに済む』という特徴がある。
ここで冷静に考えておきたい。
このような人間関係を築く特徴は、婚活、あるいは結婚生活では、何の役に立たないのだ。婚活と結婚生活に必要なのは、相手を思いやり、受け止め、尊重しながらあたたかい関係性を築く力である。悪口を言い合うことで無意識に同調し合うことは、かえって足枷になるような人間関係の作り方である。
婚活で出会ったお相手が、このパターン①の要素があまりにも強く、後述するパターン②と③の要素がさっぱり見られないようなら、かなり注意深く判断する必要がある。
・パターン②〈共通の趣味や趣向の繋がり〉

これも世間に多数存在する人間関係の典型だ。同じ趣味趣向を共有すると、「相手と同じ感情を味わい、分かち合えた」という気持ちが増幅する。友人としても短期間で仲を深めることが可能であり、共通の趣味や活動などをきっかけに交際し、結婚する人もとても多い。
このような人間関係を多数持つ人と結婚し、ましてやあなたと同じ趣味を持っている人だったら、きっと結婚生活は、特に余暇活動は非常に充実したものとなることだろう。
しかし、以下のことは忘れてはならない。
共通の趣味や趣向の繋がりが中心の人間関係を持つ人は、一方向に物事を深め、追及することに長けている。その反面、『自分の興味や関心“以外の”部分』に、あまり関心を示さず、時には排他的な思考を示す可能性もある。こういった面は、結婚前の婚活時に見抜くのは非常に難しい。そのため、共通の趣味趣向以外の話題も、お見合い時などによく話し合うよう心がけることが大切だ。そして、次に挙げるパターン③の要素もしっかり持っているかどうかもよく観察しておきたい。
パターン③〈助け合い、協力関係〉

「〇〇さんが今婚活のことで悩んでるらしいよ」
「それは大変そうだ。僕たちで何か協力できないかな」
「まずは本人の話を聞いてみたらいいんじゃないかな」
これは、生きる上で、酸素と水と食料と同じ位大切なものだと言っていい。もし婚活時に、このような人間関係をそれなりに築けている人と出会ったならば、すぐさま虫取り網を持って捕獲したいほどだ。
困った時に助け合える仲間・友人という関係性は、熟練した人間関係として完成する場合が多く、その最初のきっかけはパターン②のような共通の趣味だったりすることも非常に多い。さらには関係構築に時間もかかる。
しかし、それほどきっかけや時間が経過していなくても、常に“助け合い、協力関係”の姿勢を持ち、短期間で良い関係性を築く力に優れる人というのはそれなりにいるものだ。
さらに、こういう人間関係を自然に築けている人は、『1~2回程度のお見合いや婚活パーティー、マッチングアプリのプロフィール』などでは、全くわかるものではない。何度か会ってコミュニケーションを取り、その人の言葉の質をよく感じ取ってみよう。
以上3パターンを紹介したが、簡単に総括する。
実際の人間関係のパターンは、こんな簡単な分類で収まるほど単純ではない。もっと複雑なものではあるが、おおまかな傾向としてはこの三つに当てはめることは可能だ。(仕事などで上下関係が発生する関係性は除外)
結論としては、パターン③が圧倒的に重要だ。これがある程度感じ取れる人なら、結婚相手として最適だといえる。
パターン②は、はっきり言ってそれほど重要な指針にはならない。そのお相手の他の特徴にしっかり目を向けることが大切になるだろう。
注意を要するのはパターン①だが、パターン③のような人間関係も同時に大切にしているような人ならあまり気にする必要はない。(社会的に優れた人は、かなり黒いブラックジョークも晴れやかに口にするということもよくある)パターン①“だけ”の人間関係しか築けない様子のある人は、慎重に判断したい所だ。
最後にちょっとしたおまけを紹介して終えよう。X(旧ツイッター)のポストの一つだが、以下のような手紙を渡して言語化できる人は、普段どんな人間関係を築いて、どんな価値観を持っていて、結婚相手として向いている人だろうか?おそらく、この記事を読んだ読者の方ならすぐにわかるはずである。そして、結婚は〈助け合い、協力関係〉が最も大切だという確認にもなることと思う。出会った人の本質を見極めるのは難しいことではあるが、経験を積んでみる目を養っていけば必ずその能力は磨かれる。
<参照元:https://x.com/kumakan612/status/1780518384733761962>
(作・イキルちえ)
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