さて、みんなはどんなことを言われたら腹が立つだろうか。今日は人間関係に関する内容で、かなり特殊な内容の記事である。
最初にお断りしておく。今日の内容は、読む人によってはかなり気分を悪くする内容だ。怒りや反発のような気持ちがこみ上げてくる人もいるかもしれない。では、なぜわざわざこんな内容のものを掲載するのかを説明しよう。
現代の人間関係は、非常に複雑だ。決して綺麗事では済まされない場面は数多くあり、知恵も求められる。日本の子どもの教育現場では、「みんな仲良くしましょう」といった内容が強調されるが、現実的にそんなことは不可能なのは、大人の読者の方ならほとんどご存じだろう。
そういった意味からも、実際の世の中で良い人間関係を築いて荒波を生きるために、『隠し持っておく知恵』という観点から本記事を記述していく。
具体的には、「人を怒らせ、不快にさせるような言葉を知っておいて、心の隅に隠し持っておく」という方法だ。
その内容に入る前にあらためて、読者のみんなに注意喚起しておこう。
この記事で紹介する言葉は、『この言葉で人を攻撃する』ことを推奨するものでは決してない!!!
あくまでも、隠し持っておく知恵という生き方を提示するものだ。言葉は大きな力を持つものであり、責任を伴う。この記事で紹介する言葉を、読者のあなたが実際に使うとしたら、その結果どうなるかを充分に予測した上で、自己責任で使ってほしい。
そして、今日紹介する知恵は、言葉の意味と重みを充分に理解して身に付けたなら、必ずや雰囲気として相手に伝わることだろう。相手を攻撃するような人を遠ざけ、良い信頼関係を築ける人とは親密になれることに役立つことと思う。
それでは以下、具体例を紹介する。
①「こんなことも知らないの?」
人間は誰でも、〔知らない、わからないことが多い〕ことを避けたいと思い、ある程度何でも〔知っている、わかっている〕状態にいたいと思う心理がある。〔知らない、わからない〕ことに触れている時間が長期間続くと、ストレスを感じるようになる。この言葉は、それを利用したものだ。
さらに、1対1の人間関係において、片方が〔知っている〕、もう片方が〔知らない〕という関係性の場合は、大きな上下関係を発生させる。親子、仕事の上司と部下、友人二人、店員と客、セックスをする男女二人・・・。
「こんなことも知らないの?」という言葉を隠し持ち、あるいは実際に使うならば、こういう特徴をあらかじめ知っておきたい。
②「この程度で〇〇なの?」
物事をこなせる能力は、人それぞれ違う。それを単純比較することが難しい場面もよくあるのだが、その能力を明確にして、なおかつ強制的に相手をねじ伏せることを具現化したのがこの言葉だ。
例えば、10の能力を持つAさんが、Bさんにマウントを取っていじめていたとする。そしてAさんは「私はBより優れているんだ」と声高に勝ち誇っていたとする。しかし周囲には、Aさんの気付かない所で、50の能力を持つCさんや、100の能力を持つDさんなどがいる。(世の中は得てしてこういうものだ)
こういう場面で適切に使えば有効だろう。しかし、本当に賢い人はおそらく、この言葉を現実に使うことはほぼない。なぜなら、これは自分の尺度で、相手の能力を「この程度」と低い水準で決めつけるものだ。低い能力だと言われて気分の良い人はいないし、怒りを誘発する効果はあるだろう。
しかし。
相手に「この程度で〇〇なの?」と真っ向から言い、その相手が、まだ見せていない能力を隠し持っていて、自分の想像以上のものを見せてきたら・・・?
何が起こってどうなるかは、自分で予測し、自分で対処するしかない。
③「このクソガキ!」(子どもではなく、大人に対して言う)
「ガキ」とは、子どものことをバカにした言い方のことで、望ましくはないが、一般的にも使われる場面もある。
知恵としてこの言葉を使う場合、騒いで悪ふざけをする子どもに対して使うのではない。“成人した大人”あるいは“それなりに年齢を重ねている大人”に対して、強い口調ではっきり伝える使い方になる。自分の経験や能力に自信があり、自分の間違いを頑なに認めようとしないタイプの大人に、大きな効果を発揮する。ここで言う大きな効果とは何を指すのかというと、“相手の冷静さと尊厳を容赦なく叩き割る”ことだ。
ガキとは子どものことを指し、子どもは大人よりも能力がまだ未熟で低い。その言葉の意味を踏まえた上で、「あなたは子ども並みに能力が低い」と突き付けるわけだ。
しかし、この言葉を現実で使うなら、「大人に対して、『お前は子ども(クソガキ)だ!』と言うような人間は、果たして良い大人なのか?」という疑問が発生することだろう。そのこともよく考えた上で行動する必要がある。
④「覚悟してくださいね」
相手と何かしらトラブルになり、それがどうにも解決の糸が見えない時にどうするか・・・。いくつもの対応例が思い浮かぶことだろう。そんな時、選択肢としてこの言葉が挙がる。
トラブルが起こり、その後どのような事態になったとしても、「起こったことに対して自分で責任を持てよ」と、相手に確認させる意味合いがある。怒りの形相で言うよりも、穏やかにニッコリ「覚悟してくださいね」と言う方が説得力が増す。いわばこの言葉は、「あなたは間違っており、あなたに勝ち目はない」と、真っ向から突き付けるものだ。
ということはつまり・・・自分の行動と考えに間違いがなく、充分に勝算と自信があって初めて効果を発揮する。そういった裏付けがなく安易に使えば、10倍になって自分自身に火の粉が降りかかってくることになる。
以上である。今日の記事はまさに“取り扱い注意”といえるものだ。しかし、人間として生きていく上で数十年、安全で危害を及ぼさないものだけに触れて生きていけるわけではない。そういった意味からの知恵として、今日の記事が読者のみんなにお役立ちいただけたら幸いだ。
(作・イキルちえ)
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