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お見合いなどの初対面・初顔合わせ〔初デート・アポ〕で盛り上がらなかったら?事前にどう準備したらよいか(婚活のマッチングアプリ、結婚相談所等共通)

 さて、みんなは初対面の人と会う時、ワクワクするだろうか。それとも緊張するだろうか。今日の記事は、婚活におけるお見合いや初デートで、どのように考えて準備したらよいかをまとめて紹介する。

 まず・・・冒頭から一つ中軸となる結論を、あえて強い表現で述べておく。

【初対面のお見合いで、お互いわかりあえず盛り上がらないことがあるのは当たり前。盛り上がらなかったからといって、最初の一回であきらめるのは大馬鹿者】

 なぜこういう結論があるのかは、この記事を読み進めていけばわかる。それでは本格スタートだ。

 

 結婚相談所でもマッチングアプリでも、実際に会うまでは、写真、プロフィール等の情報でしかお相手のことがわからない。人間は、瞬間的に相手を判断する際、視覚情報が55%程と言われている。(メラビアンの法則が有名)

 これ以外に、雰囲気、表情、話し方の特徴、姿勢、ジェスチャー、距離感などの「言葉に表れない部分」が、人に与える大きな影響がある。(これらは、ノンバーバル・非言語的コミュニケーションと呼ばれる。以下リンクはその説明のわかりやすいWEBサイトである)

 

<参照元:ノンバーバル・非言語的コミュニケーションとは?言葉以外の伝達方法を徹底解説(LIBERARY Lab)>

 

 これらは人間関係に関わる基本的な知識であるが、これに加えて、婚活特有ともいえる、社会背景や心理的影響を二つ挙げておこう。お見合いが盛り上がらなかったらどうしようと心配する前に、これは必ず知っておきたい。

 一つ目は、現代人は、文字、写真、絵、動画などから情報を得ることに“慣れ過ぎている”ことを意識しておくことである。この慣れは、「なんとなく相手をわかったつもりになってしまう」という錯覚につながるので注意が必要だ。

 お見合いで会う人は結婚相手の候補であり、結婚相手(生涯のパートナー)は、じっくりお相手と向き合い、お相手の人柄や生き様や感性を理解し合うことが必要になる。初対面のお見合い前に得られるプロフィールなどの情報はおまけ程度に捉えておき、実際に会った“その時の時間”に全力を注ぐつもりで挑むことが大切だ。

 二つ目だが、お見合いも含めた婚活は、“盛り上がらなかったらあなたは駄目”“失敗してはならない”という、強迫に近い雰囲気が漂っていることを知っておこう。これは婚活をしている場によってもかなり異なるのだが、「所属する相談所やマッチングアプリ、世間一般の空気や価値観、婚活をしているあなた自身、お会いするお相手など」あらゆる所に漂っている。一言でいうと、『失敗を責める・恐れる』というものだ。

 失敗を恐れると、人間は緊張を感じる。お見合いの時に緊張感があれば、それはお相手にも伝わって、楽しく話すことも難しくなってしまうだろう。この点は、普段から自分自身のストレスケアも適切に行っておきたい所だ。

 

 これらを踏まえた上で、お見合いを行う際、どんな準備をして、どんな風に振る舞えばよいだろうか。

「私達は初対面で、きっとプロフィールや写真とは、違う印象を受ける点もありますよね。お互い最初から100%わかり合うことは難しいかもしれませんが、わかり合えるように私は努力しますね。よろしくお願いします」

 お見合い開始直後の段階で、このようにお相手に伝えてみよう。お相手はかなり緊張が溶けて、あなたと接しやすくなるはずだ。

 その後は、普段通り会話を進めていけばよいのだが、上手に盛り上げて話をしなければと気負う必要もない。初対面のお見合いで最低限お相手に伝えておきたいことは、以下の二つだけである。

・自分の状況(仕事、健康状態、余暇の過ごし方、家族や友人などの人間関係)

・結婚をしたい理由

 

 この場が盛り上がるかどうか、相手がどう思うかは、今気にする必要は全くない。むしろ大切なのは、初回のお見合いの後、2回目以降に数を重ねて会い、その時に相手を理解しようとする姿勢を持ち続けながら誠実に接することである。

 なぜなら、人を理解し、信頼関係を構築するためには、実際に会って経験を共にする“数を重ねること”が、最も重要だからだ。(この点については、ザイオンス効果というものがよく知られている。以下はその参考サイトである)

 

<参照元:ザイオンス効果とは?活用事例や注意点を理解して有効的に導入する方法(めぐみや)>

 

 お見合いとは、婚活をしていなければ経験しないようなすごく特別なものというわけではない。人間関係でいう初対面にあたるもので、学校、友人とのつながり、アルバイト先や職場など、婚活をしている人ならば既に誰でも、初対面の人と会い、付き合いを重ねる経験をしているものだ。

 そして、「お見合いが盛り上がらなかったらどうしよう」と、始める前から心配をする必要はない。そもそも、初対面の前の段階でお相手の感覚を掴むことは不可能なので、盛り上がらないことがあるのは当たり前だからだ。

 

 最後におまけを付け加えておこう。

 お見合いに近い形式で、かなり高確率で“盛り上げることができる”人や場面というものが、いくつかある。その例としては、「元々かなり社交的な人」「接客業の、お客を迎えて接客をする側の人」「ナンパ師」の三つである。

 お見合いをしたけど、相手がつまらない人だった、全然盛り上がらなかった、全然盛り上げてくれなかったなどの文句を言って婚活が長期化している人は、上記三つの対象の影響を強く受けている可能性も高い。元々社交的な人は、その場を楽しく盛り上げることは上手かもしれないが、世の中そのような人ばかりではない。そもそも、お見合いが盛り上がることと、成婚して良い結婚生活を送ることは、全くもって関係がない。

 そして、接客業は数多くあるが、接客をする人は、お相手(客)が接しやすいように仕事として気配りをしてくれるものなので、お見合いでこの関係性と比較するのは当然論外だ。さらに、ナンパ師も会った異性を心地よい気分にさせて男女関係に持ち込むことが目的なので、この価値観をお見合いや婚活に持ち込むことも的外れである。

 

 以上である。読者のみんなが良い人と出会い、良いお見合いができるよう応援している。

(作・イキルちえ)

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