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なぜSNSは馬鹿ばかりのくだらない言い争いが起こるのか(薩摩の教え・男の順序からのヒント)

 さて、みんなはSNSで起こっているくだらない言い争いについてどう思うだろうか。今日の記事は、X(旧ツイッター)などのSNSで起こっている現象の原因を、ある材料を元に解き明かす内容となっている。よかったらのんびり気楽に読んでくれ。

 

 当記事公開の2026年現在、SNSは数多くの人が利用しているが、情報源として活用はされつつも、毎日のようにユーザー同士の言い争いが絶えず、炎上騒動も後を絶たない。特に、人間関係、男女の問題、仕事、恋愛や結婚、政治、宗教などは常に争いの元になっている。

 ほとんどの人が匿名で利用していることに加え、人間の考え方や置かれている立場、育った環境など、皆一人一人違うため、衝突するのは避けられないともいえる。しかし、人間は愚かな面も多々あるとはいえ、そこまで愚かな部分ばかりではない。

 では、なぜSNSではこれだけ人間の醜い部分が大きく表出してしまうのか。

 一つ、解決のヒントと思われる材料を挙げよう。それは、『薩摩の教え・男の順序』である。

 

一、何かに挑戦し、成功した者

二、何かに挑戦し、失敗した者

三、自ら挑戦しなかったが、挑戦した人の手助けをした者

四、何もしなかった者

五、何もせず、批判だけしている者

 

 これが薩摩の教え・男の順序として伝わっている内容である。非常に有名なので、目にしたことがある方も多くいるだろう。これはその昔、薩摩藩の島津家という名家に伝わっていたとされる教えなのだが、出典不明でもあるそうだ。

 この一から五までの内容は、一が人間として最も優れている者を指し、五が最も劣っている者を指しており、人を評価する際の行動基準や姿勢の序列を表している。

 この五つをよく見ると、SNSではどのような要素が最も強く反映されるだろうか。そう、五の〔何もせず、批判だけしている者〕要素が、最も強く反映される。SNSはほとんど文字のみで表現できるもので、自分の体験や考えだけでなく、膨大な他者、世間の情報に対していとも簡単に文字で伝達ができる。加えて、人間は、良いことを言ったり、褒めたり、考えて理論的な言葉を述べるよりも、“批判、悪口、自慢”をする方が楽しく感じてしまうものだ。

 他の四つも見てみよう。

〔四、何もしなかった者〕

 何もしない、という行為は、SNSに書き込むという行動にはつながるものではないだろう。

〔三、自ら挑戦しなかったが、挑戦した人の手助けをした者〕

 時折こういう行動をSNSに書き込むこともあるものの、そう多くはないといえる。

〔二、何かに挑戦し、失敗した者〕

 これはそれなりにSNSで見られる内容だが、五の批判や悪口や自慢などよりは少ないだろう。

〔一、何かに挑戦し、成功した者〕

 これも時々SNSで書かれる内容ではあるが、挑戦することをバカにしたり、成功したことを妬んだりするような心無い言葉もSNSでは多い。さらに、「こんなことをやって成功した」と嘘を書き込むようなケースも非常に多いので、判別が難しい所だろう。

 

 このように見ていくと、〔何もせず、批判だけしている者〕という要素が、SNSの特性を考えると最も大きくなりがちだといえるだろう。人間誰でも持っている“何もしたくない”“相手を思うままに批判したい”という悪の部分を肥大化させてしまうという見方もできる。

 

 では、SNSはどう使ったら良いのか?あるいは、全く使わないことが望ましいのだろうか?

 これは今現在、ほとんどの人は答えが見いだせていない難題かもしれない。SNSは、デメリットもあるとはいえ、現代のコミュニケーションツールに欠かせないものになりつつあるし、ビジネスでも当たり前のように活用されている。

 その上で、この記事の材料で挙げた『薩摩の教え・男の順序』を再度振り返ってみよう。

 

一、何かに挑戦し、成功した者

二、何かに挑戦し、失敗した者

三、自ら挑戦しなかったが、挑戦した人の手助けをした者

四、何もしなかった者

五、何もせず、批判だけしている者

 

 この評価基準は、人間の徳、尊厳、幸福度と密接に関わるものだ。一の〔何かに挑戦し、成功した者〕を一人一人が目指し、達成した人を敬い、五の〔何もせず、批判だけしている者〕は、そのような行動をしないよう自戒を込めて戒めるという行動を意識することが大切になってくるのではないだろうか。

(作・イキルちえ)

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