さて、みんなは初対面の人と会った時にどんなことを心掛けているだろうか。今日の記事は、非常にくだらない内容だ。流し読みで気軽に読んでくれ。なぜくだらない内容かというと、人間関係構築や婚活において、あまりにも基本中の基本の話だからだ。
オレ達人間は、幼少期から大切なことを学ぶ機会がたくさんある。生きる上で大切なことはいくつもあるが、その中でも、“自分の気持ちだけを一方的に押し付けない”“相手に文句ばかり言わず、自分も努力する”、こういったことは特に学ぶ機会が多いものであり、教わる機会も多いものだ。
しかし残念なことに、現状の婚活現場は、こんな基本すら理解せずに相手を振り回すだけ振り回す幼稚な大人が多数いるのだ。今日の記事では、ツイッター(現X)から三つ紹介するが、こういう話は今や日本中に腐るほどある。それではさっさと紹介しよう。
エピソード①
思ったよりへにょくないし、ふつうに会話できるひとだった。理論ばりばりなんがめんどくさいタイプなのはわかった。2回目あってくれるならLINE交換しましょって断わりずら笑
奢ってくれるし良い人ではある。友達としてはありかなって感じなんだが。(30代女性)
<参照元:https://twitter.com/aeaeae1717/status/1760279860998807750>
エピソード②
喉痛いって言ったら、俺も痛いんだよねって言ってくる人はもう無いなって思ってしまう(30代女性)
<参照元:https://twitter.com/ttm_rose/status/1753195459387306016>
(おまけ:この投稿者は別ツイートで、相手男性と会う場所を決める際に「◯駅までどれくらい?俺は自転車と電車で◯◯分くらい」と言われ、そんなにかかるのかなと思い、それだけで一気に冷めたという発言もしている)
エピソード③
年収低い共働き必須の人が、「料理は教えてくれればやります」って言えちゃうの何故だろ。共働き必須なのに、共家事じゃないってことだよね?それとも料理以外はできるの?多分出来ないよね…。お手伝いします、とか、要らないのよ。何故今まで料理してこなかったんだろ。でその姿勢なのなんで?(30代女性)
<参照元:https://x.com/JzCpm2AqXqPouE0/status/1848376670732054839>
これらを読んで、読者のみんなはどう思っただろうか。
まず、登場した女性は全員30代だが、この年代は、成人してからすでに10年以上経っており、一定の社会的責任を担って成熟に向かう段階である。人と良い関係を築く力も、10代や20代のそれとは違い、浅はかな思考からは脱却していなければおかしい頃だ。婚活(結婚)は、人生の大きな分岐点になるだけに、なおさらである。ところが上記3例を読むと、年齢紹介が書かれていなければ、まるで中学生の文句雑談にしか見えないレベルである。
それでは、上記3例の問題点と改善点をざっと挙げよう。
<エピソード①関連>
せっかく相手の良い部分が見えたのに、それを生かす姿勢がない。また、奢ってくれることに対して甘えてはいけない。
<エピソード②関連>
一つの言葉と短絡的な感情のみで相手を判断してはいけない。
<エピソード③関連>
お見合い時の相手の発言に対して、過剰に完璧を求めすぎている。お見合いはある程度緊張を伴うものであり、心がけていても、真意を伝えやすい言い方ができない場合がある。この場合、「料理はする」という前向きな姿勢は見せることができているので、お相手のそういう姿勢に着目することが重要。
そして、相手の発言に対し、「共家事ではないのか?」「料理以外はできるのか?」など、生じた疑問点を、さらに相手とコミュニケーションを取りながら相互理解を深めていくことが必要。
共通の問題点としては、“自分が選ぶ立場だと勘違いしている”“自分で努力して歩み寄る姿勢がない”“高望み”この辺りになる。
世の中に婚活をしている人は山のようにいるが、成婚にたどり着く人はほんのわずかである。成婚できない原因は様々だが、今日紹介したエピソードのような思考・行動の問題点に気づかず、「結婚できない」と嘆いているのであれば、自分の思考と行動を一から考え直した方が良い。
『大人として、基本的な思考と行動ができているだろうか?』
結婚できている人は、この基本をとっくに終わらせている。
(作・イキルちえ)
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