生きる知恵

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なぜ婚活女性は批判されるのか

 さて、みんなは現在の婚活市場をどのような場だと感じているだろうか。婚活をしていて、「ネット上で批判されたり叩かれるのが辛い」という女性の声は非常に多い。まともな婚活をしていて叩かれるということは基本的にはなく、叩かれたりするのは必ず理由がある。そこでこの記事では、叩かれる原因を社会的背景の関連も合わせて解説する。

 なお、本記事の内容は、人間としての基本的な倫理観さえ持ち合わせていれば、そこまで難しいものではないので、気軽に読んでほしい。

 

 本題に入る前に、前置きを一つ。

 婚活市場において他者から叩かれるような痛い存在の人は、男性と女性いずれも存在する。では、なぜ今回女性を取り上げるのかだが、客観的に見て“結婚という選択において、道徳的に考えてあり得ない価値観や判断をしている人がはるかに女性の方が多い”という理由に基づく。(ただし、男性側の叩かれる問題もいずれまとめて記事にするかもしれない)

 そして当たり前のことだが、物事の価値観というものは人それぞれ違う。これという正解も基本的にはないものだが、結婚における絶対的な価値観というものは揺るがない。それは、“相手の幸せのために全力を尽くす”というものだ。ところが、その部分から大きくかけ離れる問題点がもはやテンプレパターンのように多くの婚活女性に見受けられるため、批判される原因となる。

 それでは、本題の「婚活女性が批判される原因」の主なものをまとめたのが、以下の四つだ。

①世間知らず

 今の高度な情報化社会において、結婚という人生の大きな分岐点に立った時は、冷静に情報収集をすれば正しい情報を得ることはそれほど難しくはない。しかし、あまりにも物事を知らない女性が多すぎるのは驚くべき事態だ。代表的なものとしては、今の結婚適齢期の男性の平均収入、基本的なマナー、社会状況や生活に必要な知識などが挙げられる。

②お金目的

 結婚生活は、金銭面も夫婦で力を合わせて生活を築くものだが、ただ単に“夫の稼ぐお金をアテにして楽な生活をしたい”ということが主目的になっていれば、これは当然正当な結婚動機ではない。

③自分の努力以上に相手に求めすぎる、高望み

 これは結婚前の婚活時から、結婚が決まった後の生活時に至るまでの幅広い期間で多く見受けられる。もう散々言われていることだが、顔に身長から体形まで含めた良い外見、清潔感、年齢、高収入、仕事の内容、学歴、自分好みのコミュニケーション能力、結婚後の住まい、家事能力、趣味などの価値観、休日の過ごし方などなど、もう果てしなくキリがない。

 こういう場合、「自分が相手に求める分、自分も相応の努力をする」という分量のバランス感覚が大切なのだが、自分が求めるだけで相手には何もしないという姿勢が問題なのは言うまでもない。

 また、ネイルやエステなどの、努力の方向性を間違えているという点も、この範疇に入るだろう。

④女性という立場を都合良く利用する

 これは完全に問題外である。

 

 以上四つだが、これを見てあなたはどう思うだろうか。

 読者のみんなの立場はそれぞれ違うと思うが、もしあなたが婚活をしている女性で、「こんなの全部ダメに決まってるじゃん。全部常識外だよ。私はちゃんと相手とコミュニケーション取って婚活するよ」と感じるなら、成婚して良い結婚生活が送れる可能性が充分にあるので心配しなくていい。

 では上記四つの項目を踏まえて、婚活女性が批判される社会的背景も述べておこう。まずは以下のことを、婚活に関わる全ての人が頭に叩き込んでおかねばならない。

 結婚とは、他人の人生にも大きな影響を与えるのだ。

 受験や就職のように自分だけのことではない。真摯に相手と向き合って真剣に行う必要がある。

 だからこそだ。真剣さが足りず、他人を不幸にするような婚活方法は、日々真剣に生きている立場の人から見れば怒りを買うのである。これは「正義感」に代表されるようなネット特有の心理的影響も大きく関連しているが、この“怒りを買う”という構図は、ネット上だけとは限らない。友人同士などのリアルな場でも当てはまる構図だ。

 例えば、夫婦で働きながら、それほど裕福でない暮らしでも協力し合い生活している人、あるいは、独身で仕事を一生懸命しながら生活をしている人などは世の中にたくさんいる。そういう人達から見て、

「私結婚したい!旦那の年収は1千万がいい!結婚すれば私はパートか専業主婦で楽できるよね。若くて、教養があって、見た目が爽やかで、仕事は残業少なくて仕業の人とかがいいな。家事能力も必要だし、休日は好きな所連れて行ってもらいたいし・・・」

 こういう人を見たらどのような感情が沸くか・・・ということだ。

 つまり、人を大切にするまともな感性の人が、自分勝手な思考の人を見ると、怒り・やるせなさ・自分を否定されたような感情が沸き起こるのである。(この対立構造は、婚活に限らず、社会のあらゆる揉め事について当てはまるものだ)

 

 それでは、婚活していても叩かれず、人の怒りを買わず、応援されるような女性、人とはどのような人だろうか。まとめると以下の五つになる。

①基本的なマナー、常識を身に付けている

 言葉遣い、挨拶、何かしてもらったらお礼を言う。

②婚活、結婚生活に関する基本的な知識を身に付けている

 結婚はお互いに支え合い、協力し、生活を営むもの。夫婦共大人として自立していること。相手の良い所を探す姿勢。

③男性を対等な人として見る

 お金目的ではない。

④相手に要求するだけでなく、自分自身も努力し、向上を怠らない

 子どもの頃にみんな教わった大切なこと。

⑤自分の大変さだけを主張しない

 生きていく上での大変さは誰にでもある。

 

 以上である。これらは、人として基本的な姿勢であって、最低限必要な倫理観である。そして、女性に限らず男性にも同じ姿勢が必要である。

 まとめに向けて、少し補足しておこう。

 人間は、自分の内面にある自己中心的な欲求を吐き出したくなることというのは、誰にでもある。身近な友人などにグチをこぼすのはまだ良いが、ネット上のツイッター(現X)などに自己中心的な欲求を吐き出すと、特に婚活に関することは批判されて然るべきという面もある。そういう場の特性はよく理解しておいた方がよいだろう。

 婚活をする際、自分がまともな人間として立ち振る舞い、倫理観を持っているかを冷静に考えれば、批判されるようなことはそうそう起こらない。

(作・イキルちえ)

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