生きる知恵

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パパ活とは(概要)

 さて、みんなの周囲にパパ活をやっている人はいるだろうか?または、あなた自身がパパ活の経験があるだろうか。ニュースなどでもよく取り挙げられており、現在は20代女性の約10%がパパ活の経験があると言われている。このブログでは様々なテーマを取り上げているが、これも重要なテーマとして記述していく。なぜなら、パパ活は日本社会が脆弱化している現象の一つであり、根が深い問題だからである。

 パパ活は、表向きには男性とデートや食事をして女性がお金をもらえるものとされているが、実態としては肉体関係を伴うことがほとんどである。つまり売春と同じだ。この記事では、パパ活は社会に浸透してはいけないものであり、なくすべきという立場を取って考察する。その理由としては、

①国の経済的不安を表している

②少子高齢化を促進してしまう要因の一つ

 この二点が関わっているからである。

 

 まず①の“国の経済的不安を表している”について。

 パパ活をやっている女性は、大別すると二通りに分かれる。一つは、社会人、学生に関わらず、仕事やアルバイトをしていて生活はできているが、さらにお金がほしいためにパパ活をしている女性。この場合、本当にお金がなくて切迫している人から、そこまで切迫はしていないがお金が欲しくて何となくパパ活をやっている人まで、多少の幅がある。

 もう一つは、家庭の機能不全や貧困などが原因で、基本的な生活費がほとんどなく、パパ活を主な収入源として生活している女性だ。この層の生活状況は深刻だが、前者よりは少数である。どちらの層にしても、「お金がないから不安」という、今多くの国民が感じている経済的不安が根っこにあるのは共通である。

 軽い気持ちでパパ活をやる層がそれなりに多いのは事実ではあるが、国の経済的不安がパパ活女性の増加につながっているのは間違いないのは確かである。また、教育や子育て支援の貧弱さとも関連があるのも明確である。

 次に②の“少子高齢化を促進してしまう要因の一つ”について。

 パパ活は、男女が出会い健全に愛情を育む、人間としてのカップリングとはかけ離れた関係性で成り立っている。女性は、いかに男性のお金をむしり取るか、男性は、いかに性的欲求を満たすかのみを考えている。要は、お互い騙し合いだ。この歪んだ人間関係が国中に蔓延していくと、煙が広がるように、恋愛や婚活をしている男女、既婚夫婦にまで不信感が燃え広がっていく。こういう目に見えない無意識に刷り込まれる感覚は、想像以上に大きなものだ。

 

 この他にもいくつか重要なことを挙げておこう。

 従来の売春は、限られたごく少数の特別な事情のある女性だけが行っていた。ただ、今のパパ活はそういう人だけでなく、マッチングアプリなどでごく一般的な学生や社会人が気軽にやっているのである。このような事態は過去になかったことであり、女性の倫理観の欠如をもたらし、恋愛や結婚現場への重大な支障となっている。

 現在のパパ活市場は、女性の方が余っている供給過多になっており、パパ活女性みんなが大金を稼げるわけではない。男性よりも女性が多くパパ活に関わっているということは、より一般層の女性が多くパパ活に流れ込んでいることを表しているといえるだろう。

 そしてもう一つ。パパ活は、一般的かつ常識的な視点では“やるべきではない、恥ずべきこと”であるにも関わらず、パパ活を指南、アドバイスするWEBサイトやアプリが大量にある。2017年にはネットテレビでドラマ化されたこともある。まるで社会がパパ活を容認するかのような風潮といえなくもないが、一刻も早くこの風潮、状況はなくすべきである。

 

 まとめに向けて、一言強く述べておこう。

 パパ活はやるべきではない。男女共だ。女性は真っ当に働いて、収支を見直して身の丈に合った生活をするべきだ。何らかの事情で働けず生活に困っている場合は、行政の支援窓口に相談するのが正解である。男性の場合は、性風俗店等の、公に認められているサービスを利用することを推奨する。

 この問題の解決としては、経済状況の改善と、将来への社会不安が軽減されることが必須だ。そして、マッチングアプリ内のパパ活取り締まりを強化し、パパ活アプリの排除を進めることも必要だ。パパ活は、誰一人として幸せになることはない。

(作・イキルちえ)

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