生きる知恵

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無視という行為を分析する

 さて、みんなは人から“無視”をされたことがあるだろうか。あるいは、人のことを“無視”したことがあるだろうか。

 これは、オレの身近な人が言っていた言葉だ。

「無視は、人の心を取り返しのつかない所まで傷つける」

 さて、みんなは、人の心を取り返しのつかない位傷つける人間になりたいだろうか?そうなりたいのであれば、どうぞ好きにすればいい。ただし、その人生は、誰とも信頼関係を築けず、富、愛情、心の豊かさとは無縁の、悲しみと虚しさに満ちたものになるだろう。

 

 では、“人を無視する”という行為を分析する。

 まず、子ども同士の人間関係(いじめ)で、無視という行為は頻繁に行われる。これは、一定の集団の中で異質な存在に対する「排除しなければ」という防衛本能が働くことが要因となることが最も多い。大人と比べて未成熟な子どもだからこその現象で、個性のある人間を受け入れきれる程人格が成長していないので、無視という行為で自分を守ろうとする。ただし、大人の集団であっても、その集団を形成する個人の質が著しく低ければ、大人の集団であってもこのような無視の現象は起こる。

 大人同士の場合はどうか。

 まず、「仕事で失敗ばかりしたり、横暴な態度を取っていたら、周囲の人が口をきいてくれなくなった」というのは、本質的な“無視されている”とは言わない。これはただの自滅である。自分が大人としてあるべき行動を取っていれば、こういうことはそうそう起こらない。

 大人の集団においては、子どもより少人数のグループ、あるいは1対1の人間関係の方が“無視する”“無視される”という関係が起こりやすい。例として、①夫婦2人組で、妻が夫を無視し続ける。②友人3人組で、2人が、1人を無視し続ける。

といったものだ。

 

 この無視という行為の本質は、必要なコミュニケーションを放棄することである。これは言語能力が低いが故のコミュニケーション能力の低さとは一線を画すものだ。本来コミュニケーションを取らなければならない相手に対し、“無視”という行為で、手軽に自分が傷つかない方法に逃げているわけだ。まさに人間性の幼さと未熟さを表している。

 ここで、イキルちえから、読者の皆さんにメッセージを伝えよう。

 常に周囲の人とコミュニケーションを取ろうと自分なりに努めている人。わけもわからず急に無視されても、何とかその相手とコミュニケーションを取ろうとしている、そこのあなた。

 あなたは、人を簡単に無視するような人間より、はるかに人格的に優れている。無視は、自分の心の弱さと幼さを相手のせいにして逃げる、卑屈な行為である。この行為は、生物として極めて低俗である。

 人間関係は、すぐに切りたくても切れない状況は多々あるが、この本質を知っておくだけでも冷静な判断につながるはずだ。

(作・イキルちえ)

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