さて、みんなは婚活時に、どんな人にアドバイス、助言をもらえれば結婚に結びつきやすいと考えているだろうか。何かに挑戦して成果を上げるには、自分の努力だけではなく、他人からの助言を聞くのも大切なことだ。
まず例を挙げよう。あなたが、英語を話せるようになりたいとする。誰にアドバイスをもらえば英語をすらすら話せる成果を挙げられるだろうか。3つのうち上にいくほど有効で①が最も有効である。
①すでに英語を話せて、海外で暮らしていたり、英語を使う仕事をしている人
②英会話教室や英語専門の講師
③自分より少し先に英語の勉強を始めていて、かなり話せるようになった人
このような人達の助言が最も的確だろう。
では、婚活時にどんな人の助言をもらって参考にすればよいだろうか。その回答は以下である。同じように①が最も有効だ。
①すでに結婚している夫婦
②結婚相談所のカウンセラー(入会している場合)
③自分より少し先に婚活を始めていて、結婚できた人
結婚というゴールをすでに達成して生活を営んでいる人の助言を参考にするのは、ごく当たり前のことだといえる。これはできれば、結婚2年目位の新婚夫婦と、結婚から10年位経った夫婦、二組位から助言を聞けるのが理想的だ。結婚生活も初期と中期では状況も様変わりするからだ。なおかつ、ある程度順調に生活を営んでいる人が望ましい。
その助言を聞く相手を探すのも、友人、仕事のつてなどを駆使してうまく見つかればベストだが、人によってはなかなかハードルが高いと思う。しかし、一つ覚えておくと良いことがある。
人は常に“誰かの役に立ったら嬉しい”という欲求がある。しかも、無償であってもその嬉しさ、幸福度は変わらないという実験結果もある。
<参照元:https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=67725?site=nli>
もしあなたが、助言を受ける既婚夫婦を探しているとしたら、決して傲慢な態度はとってはいけない。「私はどうしても結婚したくて活動している。だから、すでに結婚している人の話を真剣に聞きたいんだ。私から日時を合わせて足を運ぶから、どうか機会を取ってくれないか」という謙虚な姿勢で、周囲の人に聞いてみるべきだ。リアルで探すのがどうしても難しければ、ネット上のQ&Aサイトなどを活用するのも一つの手だが、現実の夫婦から聞ける言葉ほど信用はしてはいけない。
では、実際に助言を受ける時にどんなことを聞けば良いだろうか。既婚者は、基本的に自分がパートナーと出会った方法以外の婚活方法については、知らないことが多い。参考にすべきは、お相手と出会ってから、どのように親交を深めて結婚まで至ったかという過程だ。交流のきっかけ、デートの誘い方、会話の時に気をつけること、会話の内容、お互い結婚を決断したきっかけなど、経験者の体験にはヒントが散りばめられている。
そして、“私はこういう人がいい”“僕はこういう人じゃないとイヤだ”など、自分の我ばかり押し通さず、謙虚に耳を傾けることが大切だ。謙虚さを持って真剣に行動すれば、必ず応えてくれる人はいる。
(作・イキルちえ)
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