さて、みんなは何かを上達したいと思った時に、どんなことを参考にしているだろうか。今日は性に関する内容で、知りたい人も多数いると思われる内容である。どうぞ気軽に読んでくれ。
「エッチが上手」「エッチが下手」・・・こういった会話は、世間のどこでも行われている。セックスに関する知識や技術を深めたい人も多数いることと思う。
さらに、「俗なアダルト情報は嘘も多いし、アダルトビデオはあくまでもエンターテイメントだから参考にならない」ということも、承知している人も多いことと思う。これは確かだ。
しかし・・・「それじゃあ、現実的に何から学べば良いのか?」というと、これはなかなか難しいと思う人は多いであろう。そんな問いに応えるべく、この記事は簡潔にまとめていく。
(1)読んで、見て身に付ける題材
セックスは、何を使って行うかというと、人間の体である。であるならば、何を専門にしたものを参考にしたら良いか?答えは「医学」である。医学は、人間の体を専門に扱う分野だからだ。まずは、この当たり前の概念を忘れてはいけない。
世の中には、山のように専門書や文献がある。そこで作者のオレから二つ、セックスに関する知識を深めて上達につながるために参考になる題材を二つ紹介する。
①心とカラダのすべてがわかる女性の医学〔松山栄吉・水嶋昇共著〕(池田書店)
この書籍は、女性の体のケアを中心に解説している専門書ではあるが、それだけではない、非常に深く濃密な内容となっている。P,82の第4章以降で、セックスに関する考え方、体の機能、コミュニケーション、具体的な方法や注意点などを、男女共通の内容で詳細にわかりやすく解説している。
刊行は1991年で、この記事公開の2025年よりかなり古いのだが、これはまぎれもなく名著である。基本を専門的に解説しており、これ1冊熟読するだけでかなりの知恵を養えることだろう。
②産婦人科医が公開している動画
上記リンクは、産婦人科医のmama女医ちえこさん(本名は非公開)が公開しているYouTube動画チャンネルである。性に関するあらゆる具体的な知識を、わかりやすく解説しているチャンネルである。チャンネル登録者は19.9万人に上る。(2025年10月時点)
セックスについては、誰にとっても、次から次にわからないことが出てくるのが常である。さらに、上手くいくこともあったり、思うようにいかないこともある。「なぜ気持ちよくないのか」「匂い対策はどうしたらいいのか」「性感染症はどう防いだらいいのか」「こういう時体の触れ方はどうしたらいいのか」などなど。それら一つ一つの具体例に対して、非常にわかりやすく解説している。
(2)実際に経験して身に付けること
例えば、あなたがバスケットボールを上手にゴールに入れたいと思うなら、どうするだろうか?これはもちろん、“何度もボールを投げて練習する”これに尽きる。バスケットボールに関する専門書を何冊読んだところで、ゴールできる確率は決して上がらない。
セックスもこれと同じだ。何度本を読んで動画を観ただけでは意味がない。知識も、実際にそのものを経験しないと生かされない。どんなことでも、回数を重ねて経験すれば必ず上達する。
ただし・・・バスケットボールはどの国でもどのコートでもほとんど共通だが、人間が行うセックスは違う。体の基本的な機能は同じだとしても、体そのものの特徴は人それぞれ全く違い、セックスの好みも人それぞれ全く違うからだ。
(そうはいっても、特定のパートナーが誰にでも簡単にできるわけではないので、セックスの経験を積むことは簡単ではないだろう。マッチングアプリなどでお相手を探す場合は、まずは安全を第一に充分注意してお相手を探してほしい)
最後に、世の中にはありとあらゆる俗なアダルト情報がある。動画、雑誌、ネット記事、マンガなど、セックスや男女関係については、こういうものの影響を誰しも受けていることだろう。
もし読者のあなたが、良いパートナーと出会ったり、ワンナイトでも、これからセックスをするような人と出会ったならば、俗なアダルト情報も有効に使える方法が一つある。
「私、いつもこういうエッチなマンガ読むのが好きで、それには『男の人はこうしたら喜ぶ』って書いてあったんだ。〇〇さんはこうしてもらったら嬉しい?」
「僕はいつも、こういう分野のアダルト動画を観るんだけど、〇〇さんはこういうことをしてもらうのは好き?」
こういった具合に、自分が影響を受けていて好むアダルト情報を、一つ選択してお相手に伝えることである。そして、それをお相手が好むのであればやってみて、好まないのであればやらない。
セックスはコミュニケーションが中核であり、好みは人それぞれ違うからだ。アダルト情報を全て信じ込んで、相手に確認もせず押し付けないようにすれば、上手に有効活用することは可能だ。
以上である。読者のみんなの参考になれば嬉しく思う。
(作・イキルちえ)
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