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性的搾取、売春、パパ活などの正しい捉え方(2025年時点・日本人女性を取り巻く性の問題)

 さて、みんなは「この対象から搾り取れるだけ搾り取りたい」なんて考えることはあるだろうか。あるいは、「手段は問わない。いくらでもお金がほしい」なんて考えることはあるだろうか。

 今日の記事は、社会問題の枠における性の課題をお届けする。二つ題材を挙げた上で、そのような問題がなぜ起こるのか、どのように解決策を見出していけばよいのかということも深掘りして展開していく。

 

 本題に入る前に。

 性の問題は、非常にデリケートだ。それと同時に、これまでの人間社会では、このような構図や関係性が絶対的なものとして性の問題が扱われてきた。

【男性が優位で、主体で、時には女性を傷つけるような行動も許されてきた】

【女性が不利であり、時には男性から傷つけられるもの】

 これらは平成の後期頃の時代まで事実としてあり、かなり強い価値観として日本社会に根付いてきた。しかし(この記事掲載の2025年時点)この状況はもう、かなり様変わりしている。簡単にいえば、女性が優位で、男性が不利で、男性が傷つけられるようなひどい事態が蔓延している。

 ところが社会の風潮や人々の意識化では、まだこの様変わりした状況の認識があまり追い付いていない。性に関することは女性が不利で被害を受けるものであり、男性はいつでも優位という情報があふれている。

 そこで当記事では、過去の風潮や問題ではなく、今現在の、女性の性に関する問題点という部分に焦点を当てている。キーワードとしては以下の二つだ。

『性的搾取は男女問わず誰でも受ける可能性がある』

『お金は誰でもほしがるもの』

 

(1)裸などの性表現は、男性女性どちらにも行われている(性的搾取)

 人間が生きていく上で、性と向き合うことは欠かせない。しかし、おそらく、永遠にこれという答えにたどり着かない課題だ。

 そこで現在、時折“性的搾取”などと表現されるような出来事は、女性のみが受けるものではなく、男性も受けていることが事実としてある。以下はその一例だ。

 

<参照元:ジャニーズ「ちびぬい」に批判再燃「喜多川とやっていることが同じ」男性器表現した人形から浮かぶ"日本社会"の問題点(弁護士ドットコムニュース)>

 

 概要を簡単に説明すると、ジャニーズアイドルのグッズとして販売されたぬいぐるみが、男性器が堂々と付けられている裸のものがいくつかあり、問題視されたものだ。(該当商品はメルカリなどで堂々と売られている)これは特定の男性を対象にしたもので、いわば性的搾取に該当するといえる。

(※ただし、本来の意味での性的搾取とは、国連で明文化されている定義がある。詳しくは当ブログ以下の記事を参照)

<参照元:言葉の質と被害者意識(「性的搾取」「性的消費」という言葉と、ツイフェミも関連)>

 

 これの他にも、頂き女子のような恋愛詐欺に遭った男性を罵るような言葉は特にSNS上で飛び交っており、これも性的搾取の範疇だといえるだろう。

 そして、公式に販売されている動画やイラストなどのアダルト作品を含む創作物は性的搾取ではないので、そこを分けて考える必要があることも付け加えておこう。ただし、特定の個人を指して性的に晒し者にするような行為は、不当に尊厳を傷つけるものであり、性的搾取である。こういった被害は、男女どちら共に発生している。

 

(2)自ら性を売りに行く女性(海外売春、パパ活など)「お金がもらえれば何でもいい」

 これは現在、かなり誤解している人も多く、正しくない情報も出回っていることである。

 まず、性風俗店に勤める女性(風俗嬢)と、海外売春やパパ活などをしている女性は、完全に別物である。風俗嬢はいわば社会の労働者であり、お店に雇用され、責任を担って労働している社会人だ。しかし、海外売春やパパ活は、社会的に許容されている行為ではなく、「お金が欲しくて自ら違法行為に突っ込んでいるイノシシ」と同じである。多数ニュースにも挙がっているものであるが、以下はそのうちの一つである。

 

<参照元:台湾で「出稼ぎ売春」の日本人女性3人摘発、強制送還 自称「現役AV女優」は割高料金(産経新聞WEB版>

 

 こういった影響で、日本のパスポートの価値が近年下落し、海外渡航が難しくなっていることも明らかになっている。

 「お金に困窮し、仕方なく風俗や売春やパパ活に流れる」という見方は、現代はほとんど当てはまらない。お金に困窮することは、現代どの男女にもいつ訪れるかわからないものだ。そこで、お金を稼ぐために性風俗店に勤めることは、本人が自分で選んだ仕事といえる。

 しかし、売春やパパ活は違法であり、“仕方なく”で済まされる話ではない。闇バイトやその他の犯罪行為と同様、庇いようがないものである。動機としては至って簡単で、「お金がもらえれば何でもいい」というものである。

 

(3)女性の性の問題、どう対策したら良いか

 基本の視点としては、『男性も女性も、被害を受け、搾取される可能性がある』これに尽きる。この視点を持っていなければ、物事を正しく見られなくなるだけである。

 その上で、人間の基本欲求の底に繋がる、この心理状態を知っておきたい。

 人は誰でも、性に興味があるし、異性の裸や生殖器などは見たがるものだ。これは男女問わず、誰にでもそういう“心の動き”が眠っている。(しかし『誰にでも100%』は当てはまらない可能性は残しておくべき余地がある)

 その上で・・・。

『欲しいもの、手に入りそうなものは、何でも手に入れたい!』

 人の心の奥底には、こういう気持ちが悪魔のように潜んでいることは、是非自覚しておきたい。これを自覚できないままでいると、特定の誰かから搾取したりする行動が発動してしまう。

 さらに・・・。

『お金はいくらでも欲しい!』

 問題の根は、実はこれだけ簡単なものだ。なぜなら、お金は生きるのに必要だからだ。だからこそ、海外売春やパパ活などの問題が発生するのである。

 

 今日取り上げた女性の性の問題の解決指針は、ごく簡単だ。

・男女共に、搾取や被害に遭う可能性があること(平等視点)

・違法行為をせずに、仕事をしてお金を稼ぐこと。教育でそれを徹底しながら周囲で支援していくこと。

 この二点である。

 世の中には歪んだ情報もたくさんあるが、平等的視点と、適切な労働基準を知っていれば、かなり正確に物事を捉えることができるようになる。

(作・イキルちえ)

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