さて、みんなは自分の夢を叶えるためにどんな方法を取っているだろうか。昨今パパ活をやっている女性からは、こんな要望を相手男性に対してすることが多い。
「私の夢を応援してほしい」
このように言って、デートをしたり肉体関係を持つ代わりに金銭援助を求めるというものだ。パパ活には無縁の人にとっては理解しがたい言動であるが、今日はこのことを記載していく。
「夢を応援してほしい」というのは、パパ活女性が使う常套句である。そして得たお金で、資格を取得したり、起業したり、留学することなどの夢を叶えようとする目的がある。かなり高額の費用がかかるケースが多い。
世間の多くの人は、自分なりの夢(目標と言ってもよい)などを持って、社会で奮闘しながら生きている。人間は、自分の力で道を切り開き、経験を積み重ねることで金銭や知識や人徳を獲得していくわけで、これは人類の英知の鉄則だ。(子どものうちは、その環境作りと下準備を親や周囲の大人がやってくれるのだが、大人になったらそれは自分でやる必要がある)
日本の場合は、今の所非常に恵まれた国だ。成人したら、とりあえず就職すれば人並みの生活は保障される。安全性が高く、戦争もない。(記事執筆の2024年時点)しかし、この水準以上の生活(夢)を求めるのであれば、それは自分次第だ。人に頼ることを第一としてはならない。
しかし残念ながら、こういう恵まれた環境であるにも関わらず、自分の力で夢を実現しようとせずに、他力本願で夢を叶えようとする女性がたくさんいるのが現在の国の現状なのだ。パパ活をしている当人達にも、後ろめたい気持ちがあることもはっきりしている。なぜなら、「私パパ活してるんだ」と、家族や友人の前、職場などで堂々と公言している女性は少数だからだ。そして、パパ活のような倫理に反した行為を正当化しようとする行動には、汚い言葉をきれいに言い換えてごまかそうとする傾向がある。(例としては、売春→パパ活、詐欺→頂き女子、など)
では、なぜ、パパ活女性は自分の夢を叶えるために、「夢を応援してほしい」と言って男性にお金をせびるのだろうか。これは簡単な話だ。
現状、パパ活女性の周囲に、楽にお金をもらえそうな人がパパ活をしている男性しかいないのと、“パパ活”という手段が世間で認知されてしまっているからだ。
夢を叶えて自分なりの目標を達成するためには、人並み以上の努力が必要なことは、実は、ほとんどの大人が知っている。パパ活が通常の労働よりも簡単にお金がもらえることは、実は、ほとんどの大人が知っている。そしておそらく、世の中にパパ活というものが存在せず、パパ活をする男性がいなかったとしても、『楽にお金がほしい、他力本願』な女性は他の手段に流されていくだけだ。
まとめると、パパ活女性が言う「夢を応援してほしい」は、「私のために金を出せ」と闇雲に言っているのと同じである。
幼稚で他力本願なパパ活女性の本質を見抜けず、お金を渡してしまう男性は、見下され、嘲り笑われている。
そして、パパ活という手段で自分の夢を叶えようとしている女性は、真に人並み以上の努力をして夢を叶えた人から見たら、見下され、嘲り笑われている。
(作・イキルちえ)
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