さて、みんなは「この人すごくバカだと思っていたのに、こんなに頭の良い人だったのか」なんて思った経験はあるだろうか。今日の話は、良い人間関係を築くための基本の一つである内容だ。それに加えて、当ブログは婚活のジャンルに特に力を入れているため、婚活に関わる視点として重要なポイントも後半でまとめている。もちろん、婚活は特に関係がない読者の方にとっても役に立てるようまとめているので、よかったら最後まで読んでくれ。
人間は実に多種多様様々な個性を持った人がいるが、“その人がどんな人か”本当の意味で理解できるのには時間がかかるものである。初対面の時に瞬間的に、外見、雰囲気などで感じ取れることもあるのだが、これには罠もあり、「ただわかったような気がしていただけだった」なんてことも実は非常に多い。
それでは、人を見る時に、どんな力がはたらいているのか。それは、
『今自分が置かれている立場』
『今までの自分の経験』
この二つが、人を見る時に非常に大きな影響をもたらしている。
例えば、あなたがタクシーの運転手だったとして、男性のビジネスマンを乗客として乗せたとしよう。この乗客が、「〇〇駅まで行ってほしい。大事な仕事がかかっているから急いでくれ」と、血相を変えて早口で言ったとする。タクシーの運転手の立場なら、急かせる乗客は安全な運行に支障をきたして危険なため、「厄介者」「避けたい嫌な奴」という印象を持つだろう。
しかし、同じ仕事に関わるビジネスマンの立場だったら、「大事な仕事を要領良く間に合わせるために、移動にタクシーを活用する、機転が利いて頭の良い人」という印象を持つこともある。
このように、同じ人を見る場合でも、タクシーの運転手か、一緒に仕事をするビジネスマンかという違いでガラリと変わる。これが、『今自分が置かれている立場』が人を見る時に影響をもたらす一例である。
次に、もっと具体的な例として二人の人物を挙げよう。『今自分が置かれている立場』『今までの自分の経験』の二点を踏まえた上で、この二人の人物が、実際にどのような性格と能力を持っている人物なのかを、読者のみんなは想像力を働かせてほしい。
①A子ちゃん(10歳女の子)
・今自分が置かれている立場---優秀な子どもが通う学習塾の先生
・今までの自分の経験---5年間学習塾で豊富な指導経験あり
ある年の春。あなたは新しくクラスを担当することになったが、この新クラスは様々な子達がいた。おしゃべりで個性的な子どもが多い。四苦八苦して何とか授業を終わらせた後の雑談時、あなたは子ども達の中の一人A子ちゃんに、こんなことを聞いてみた。
「A子ちゃんは将来大人になったら何になりたいの?」
A子「うーんとね、ギャルになりたい!」
②Bさん(32歳男性)
・今自分が置かれている立場---女性の友人に紹介する男性(結婚前提の交際)を探している人
・今までの自分の経験---大人っぽい男性を数多く見てきている
紹介する男性を探しているあなたは、仕事のツテでBさんと会った。「結婚相手として紹介できそうな人かな」と思いながら、Bさんに結婚願望の有無、住まいや趣味などの話題から話を聞くと、こんな答えが返ってきた。
「僕も結婚したい願望はありますよ。〇〇市の実家に住んでいます。趣味は、ポケモンとかドラえもんなどのアニメやゲームが好きですね」
さて・・・ここまで読んで、読者のみんなは、A子ちゃんとBさんがどんな人であると感じただろうか。実は、このような場面は、生きていれば多数遭遇するものだ。そして、このような場面で人と出会った時にどう行動するかは、結構重要な分岐点になったりする。
―――はっきり述べておこう―――
もし、A子ちゃんのことを。
「ギャルになりたいなどと低俗なことしか言わないこの子は、考える力が足りないに違いない。要注意の生徒として警戒しなければ!」
もし、Bさんのことを。
「良い歳してポケモンやドラえもんみたいな子ども向きのものが好きで、しかも実家住まい。こんな男性はとても友人に紹介できない!やめておこう!」
こんな風に単純に考えて行動するとしたら、それは大馬鹿者の行動である。そして、世の中はこんな単純な考え方をする人が実に多い。
特に婚活の現場ではこのような単純言動の人が多数おり、そういう人ほど結婚に苦労する現象がそこら中で起きている。
それでは最後に、実際にA子ちゃんとBさんが、どのような人物なのかを記載してこの記事をまとめる。(なお、この二人の人物は、作者のオレが実際によく知る実在の人である。当然本人だとわかるような情報は伏せる)
・A子ちゃん(学習塾に通う10歳の女の子)
成績優秀で明るい性格。友達も多い。特に、絵を描いたり工作をしたりする美術面の能力に優れているが、そういったことはあまり人に見せたがらない。遊び心のある言葉遣いが特徴で、成人して大人になることを「ギャルになる」と表現したりする。
・Bさん(32歳の男性)
正社員として都市部の事業所に勤務している。とても穏やかで落ち着いた性格。人の気持ちに寄り添える人格があり、仕事を変わる際は友人の紹介でスムーズに転職できたこともあった。20代から一人暮らしをしてきたが、両親が高齢になってきたため、何かあった時にすぐ力になれるように、30歳の時に実家に戻ってきた。
A子ちゃん、Bさんのような優れた人と出会った時、自分の置かれた立場と今までの経験を踏まえて、どうしたら良いのか。読者のみんなのヒントになれば幸いである。
(作・イキルちえ)
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