さて、みんなは日常にある“危ないこと”を感じ取ることができているだろうか。今日の記事は至って簡潔で身近な話なので気軽に読んでくれ。
現代人は・・・人間としての基礎的な能力が、衰えて衰えて衰え過ぎている!!
そのうちの一つが、“危険を回避する本能の劣化”である。今日はその代表例と事例をいくつか紹介する。しかし、これらの危険は、事前に一定以上の知恵を身に付けていれば充分回避可能である。
まず、そもそも「危険とはどういうことなのか」ということを、当たり前すぎることの再確認という意味で押さえておこう。
・自分、周囲の人、周囲の物などに、痛み、破壊、損壊、消失などをもたらすこと
・今スムーズに行われている出来事を中断させるような重大な事象をもたらすこと
現代は物が豊かで便利な社会であり、人口も多いため、危険なことというのは想像以上に多い。それでは、以下に代表的な例を挙げていこう。
①その恰好で山に行くわけ?

(AI作成イラスト)
ここ数十年で激増している例。富士山などの高い山に、防寒具や基本的な装備も持たずに登山を始め、遭難する例が相次いでいる。これは情報収集不足という面も強いが、「山はこういう場所でこういう危険があるから、こういう準備をしなければ」という思考力が足りない(身に付いていない)といえる。
②隣が川だけど、そこに住むの?

(AI作成イラスト)
これは住宅事情や街づくりの都合で致し方ない場合も多いのだが、挙げておかなければならない。これから住まいを選ぶ段階だとして、川沿いの家と、そうでない家の両方が選択肢にあるのならば、川沿いの家を選ぶ理由は全くない。
川とは何か?そう、水が無限に流れてくる。水が無限に流れてくると、その場はどうなるか?どんな場合に水が無限に流れてくるか?
さらに、自然に起きることを人間はどこまで予測できるか?
川が危険な状態になると、最悪の場合、住んでいる家を一瞬で失うことになる。家を一瞬で失うと、生活はどうなるか?
③熱いものはいつ燃えるかわからない
以下リンクは、2025年7月にJR山手線内で乗客が持っていたモバイルバッテリーが発火した事故のニュースである。
<参照元:JR山手線内モバイルバッテリー出火 出火したバッテリーはリコール対象の製品(TBSNEWS DIG>
このモバイルバッテリーは元々リコール対象製品だったことが判明しているのだが、本来はそれ以前の問題の危機意識があるべき例だ。
モバイルバッテリーにはリチウムイオン電池が含まれている。リチウムイオン電池は、ごく簡単にいえば、高電圧によって熱を発生させるため、“いつ燃えるかわからない”という危機意識が必要なものだ。リチウムイオン電池は、モバイルバッテリー以外にも、スマートフォン、ノートパソコン、携帯ゲーム機、空調服、コードレス掃除機、電動アシスト自転車などなど、ありとあらゆるものに含まれている。
④車とスマホは、現代人の繁栄と衰えの象徴
以下リンク(旧ツイッターのX)は、車の運転初心者が、ながらスマホ運転をし、なおかつ同乗者の親がそれを注意しないでいる動画である。なおかつ同乗者には、チャイルドシートに乗せていない乳児もいる。
<参照元:https://x.com/244laaav/status/1915697231727915139>
これは作者のオレがXで見つけたのでこの記事で紹介したが、実際の街中では同様のことをしているドライバーは凄まじい数がいる。
悲しいことに、現代人の多くはいとも簡単に破壊兵器と化す1トンの固まりを、どういうものかを認識できずに扱うほど衰えているようだ。この調子では、核兵器やいじめの根絶など夢のまた夢だろう。
事例紹介は以上になる。
それでは最後に、「どうしたら人間としての基礎的な能力が衰えず、日々の生活を過ごすことができるか」という対策を二点挙げておこう。
・公園、川、林など、自然に触れる機会を大切にする。
・「考えずに答えが簡単に出てくること」に慣れ過ぎない。自分の頭を使うこと。
(作・イキルちえ)
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