さて、みんなは今適正な体型を維持できているだろうか。ダイエットの方法を探しているだろうか。今回は、ダイエットに関する記事の第1回目だ。2回目は食事編、3回目は運動編、4回目はストレス対応と失敗予防編の計4回で、続けてアップしてお届けする。今回はその1の基本編だ。
最初に、肥満の原因を知っておこう。肥満の原因は、
①食生活の問題
②運動不足
③ストレス
④遺伝
この4つである。それぞれの原因の割合はほぼ同じ位で、遺伝が要因になっていても、他の部分が改善することで肥満は解消できる。この他に、薬の副作用の影響や妊娠時期なども体重が増加するが、これはあくまで特殊かつ一時的なものと考えるべきだろう。
<参照元:医療法人社団 順正会 ヒロオカクリニック様WEBサイト>
次に、ダイエットの目標設定と準備だ。
ダイエットの目標とはいったい何だろうか。おそらくほとんどの人は、「5kg痩せる」「夏までに10kg痩せる」などの、目前の目標を設定していると思う。しかし、はっきり言うが、このスタート地点から間違っている。
ダイエットの正しい目標とは、「自分の適性体重に体重を調節し、その状態を維持できる生活習慣を身に付けること」である。例えば1ヶ月で5kg痩せることができたとしても、その状態を維持できる型が習慣化されていなければ、すぐに体重は変化してしまうのだ。
適正体重は人それぞれ違う。
適正体重の計算方法は、身長(m) × 身長(m)× 22である。今の体重が適正体重よりも少ないなら、当然ダイエットをする必要はない。また、知っている人も多いであろうBMIの数値も重要なので、それも計算しておこう。計算方法は、体重[kg] ÷ (身長[m]×身長[m])である。BMIは22が標準で、25を超えると肥満になる。ダイエットの定義や目標は、いわば肥満を防止することと同意義である。
自分の適性体重と現在の体重がわかったら、現時点から何kg痩せれば良いかがわかると思うので、その次に食事と運動を基本にダイエットを始めるのだが、その前に一つ心に留めておいてほしい。
ダイエットに本気で取り組むのは、それなりにエネルギーを要する。今のあなたは、新しいことにチャレンジする心の余裕はあるだろうか?モチベーションは高いだろうか?
ダイエットをする動機は、人それぞれ違うと思う。健康になりたい、異性にモテたい、自分に自信を持ちたい等、どんな理由でもオレは構わないと思うし、ダイエットに取り組むだけでも素晴らしいと思う。標準的な体型を維持することは、健康面を考えてもとても重要だ。
ただし、である。今の日本は外見至上主義だ。肥満に限らず、外見が悪い人はまるで人権がないかのような扱いをされるのが今の日本社会の大きな問題である。今からダイエットをしようとしているあなたが、精神的にネガティブな状態でやろうとしているのであれば、まずは“ちょっとでも自分にとって良いことをしよう”という、自分自身に向かうポジティブさで取り組んでほしい。要は、自己満足で構わない。人目を気にして物事に取り組むというのは、人間にとって大きなストレスになるのだ。ストレスは肥満の大きな要因になる。(この辺りは第4回目の記事でも触れる)まずは自分自身の良いボディイメージに目を向けて取り組んでみよう。
(作・イキルちえ)
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