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社会で活躍するのに男女差は関係なし!成功に見合うだけの努力をするだけ(“女性の社会進出”“一億総活躍社会”を冷静に考える)

 さて、みんなは「社会で活躍したい!」という気持ちがどの程度あるだろうか。今日は、「女性の社会進出」「一億総活躍社会」といった言葉が関わる内容としてまとめている。よかったら最後まで読んでくれ。

 

 近年は、「女性の社会進出」「一億総活躍社会」といったことが盛んに叫ばれている。経済不況が長期化していることにより、多くの人が生きづらさを感じていることもおおいに関係しているだろう。そして、社会に出て活躍することは、生きていく上で重要なのは言うまでもない。

 しかし、“どんな社会の場に出て、何をして、どの程度活躍するのか”という、具体的なイメージが沸く人は、果たしてどの程度いるだろうか。さらに、実際に活躍するためには、どんな努力が必要なのか、理解している人もそれほど多くないと思われる。

 この記事において、留意点と結論を、先に記述しておく。

①両親が消息不明、あるいは生まれつきの障害があるなどの特殊な理由がある人は、社会に出て活躍できるために、あらかじめ特別な支援が必要であること。

②社会で活躍するのに男女差は関係ない。成功に見合うだけの努力が求められるだけである。

 少ない労力で、それなりの成果を挙げて生活できれば良いのであれば、求められる努力はそれなりに少ない量で済む。しかし人並み以上に成果を挙げたいのであれば、求められる努力はとても大きくなる。そして、誰にとっても、乗り越えなければならないことや不利なことはいくつも存在する。

 これらは原則である揺るがない幹である。

 そこで、二人の人物を紹介しよう。なお、この二人の人物は、社会的に大きな成功を収めた人であり、取り組んできた事と成果は、他の人がおいそれとできるような代物ではない。『大きな労力をこなし、人並み以上に成果を挙げたいのであれば、求められる努力はとても大きくなる』の再確認という意味で紹介する。

 

 まず一人目は、松下幸之助氏である。

松下幸之助(Wikipediaより)

 

 日本の電気メーカー、パナソニックの創始者であり、経営の神様と呼ばれた人だ。事業部制の導入、PHP研究所の設立、松下政経塾の設立など、成し遂げた業績は計り知れない。

 松下氏は19歳の時に、肺結核の初期症状である〈肺尖カタル〉という病気に罹る。その後、服薬治療を続けながら、〔働き---休み---働き---休み---〕のペース配分を調整しながらの仕事が、50歳まで続いたという。

 さらに、22歳で起業した当初は事業に使えるスペースがたったの二畳であり、初期の資金も95円という少なさだったという。(当時の初任給で約2ヶ月分)

 

 続いて二人目の人物を紹介する。日本の実業家、ゲームデザイナーである襟川恵子(えりかわけいこ)氏である。株式会社コーエーテクモホールディングス代表取締役会長であり、女性向けゲームのジャンルを開拓した第一人者である。

襟川恵子(コーエーテクモホールディングス公式HPより)

 

 襟川氏は二人の子どもを育てながら1978年にコーエーテクモホールディングス(当時名称は光栄)を設立する。設立から数年後、ゲームは主に男の子が遊ぶ玩具というのが社会の認識だったが、「世界の半分は女性なんだし、女性にも喜ばれるゲームを作ることもできるはず」と考え、1994年に世界初の女性向け恋愛シミュレーションゲーム〈アンジェリーク〉を製作、発売して大ヒットする。

 また、過去のインタビュー記事にて、『自分で責任を持って、誰のせいにするでもなく、「すべては自分の責任」と自覚すること』という、重みのある発言を残している。

<参照元:ゲーム業界で、女性が子育てしながら働くにはどうしたらいいの? コーエーテクモ襟川恵子氏・芽衣氏に悩みを聞いてもらった【後編】(ファミ通.com)>

 

 松下氏と襟川氏は、想像をはるかに超える“山”を乗り越えて、成果を挙げてきたことがおわかりいただけると思う。

 「女性の社会進出」「一億総活躍社会」・・・これらに類似する言葉は、今後も生まれてくることだろう。これらの言葉は、「活躍するのであれば、それはタダで手に入るわけではなく、それに見合った相応の努力は必ず必要とされるんだよ」ということを、松下氏や襟川氏などのような人物が示してくれている。

 現代巷では、「タダで手に入る」「楽に手に入る」という、あまりにも低俗な誘い文句が数多く飛び交っている。ネット社会になり、「何でもできるような気になってしまう」という錯覚を起こしやすいことも影響しているだろう。

 最初に他人の力をアテにするのでは、何も手に入れることはできない。「何を達成するために」「何をすべきか」このように考え、行動することができれば、必ず道は開けることだろう。

(作・イキルちえ)

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<参考文献>

松下幸之助著『道を開く』(PHP研究所)

『月刊誌PHP』(2007年10月号)

松下幸之助は何がすごい?すごさや名言生い立ちを解説(NBCプラス)

https://plus.nbc-consul.co.jp/blog/konosuke-matsushita

ゲーム業界で、女性が子育てしながら働くにはどうしたらいいの? コーエーテクモ襟川恵子氏・芽衣氏に悩みを聞いてもらった【前編】【後編】(ファミ通.com)

https://www.famitsu.com/news/201708/17137666.html

https://www.famitsu.com/news/201708/18137667.html