さて、みんなは電子書籍やnoteはよく読むだろうか。今日の記事内容は、まとめ方や公開の仕方をかなり熟考し、記事にはしないことも検討したのだが、世間ではほとんど指摘されていない“抜け穴”のようなもので、やはり形にすべきと思い記事にした次第である。内容としては、タイトル通りの性差別や人権に関わる問題に加え、婚活や結婚についても関連がある。
題材としては、kindle(Amazonが提供する電子書籍)やnoteに散見される、男性を貶める内容のものについて取り上げる。しかし、特定の作者を名指しで批判することはすべきではないと判断したので、そこの明言は避けることはご了承いただきたい。
どうしても、そのものを知り、読んでみたい方は、まずはこの記事を読んだ上で、AmazonのKindleやnoteにて「チー牛」「弱者男性」「ミソジニー」のキーワードで検索してみることをお勧めする。かなりの数の検索結果が出てくるが、このブログの読者のみんななら、どの作品がどのような質かを見極めることができると思う。一応以下にリンクを貼っておく。
<参照元:Amazon:Kindleストア検索「弱者男性」>
<参照元:Amazon:Kindleストア検索「ミソジニー」>
1)Kindleやnoteでどのように男性差別・男性蔑視が書かれているか
ここからが本題だ。
この記事公開の2025年現在、世の中は男性が差別され、生きにくい社会になっている面が強くなっているが、まだまだ認知がされているとは言い切れない。その上で、昔とは異なり、著名人ではない一般の人も、ネット上の様々な手段にて情報発信をすることが可能になっている世の中である。このWEBサイトのようなブログもそうだし、X(旧ツイッター)のようなSNSは代表的な所だろう。
Kindleで販売されているとある作者の作品を例に挙げると、まず題名及び本文には、これでもかという位に、「チー牛」「弱者男性」「ミソジニー」という言葉が頻繁に使われている。論述展開としては、「チー牛や弱者男性は能力が低く、女性に嫌われ、バカにされる存在である」という前提を元に、全ての内容が展開されていく。そして結論としては、「バカなりに慎ましく生きろ」「女の要求通りにしろ」「自分を見直せ」という横暴なまとめ方をされている。
さらには、実例を元に様々なケースの男性の話を記述しているが、バカな男性の虚像を元にした作り話なのが明らかな創作話である。その例として、「男達は、X(旧ツイッター)で、〔#モテない男の本音〕というハッシュタグのコミュニティに集まって愚痴をこぼしている」といった記述があるのだが、実際にはそのようなコミュニティは存在しない。そして架空の社会学者、婚活カウンセラーなども登場し、男性を弱き悪者へと誘導させるような言葉でいざなっていく。
さらに作者の本名や経歴は非公開で、肩書は一見社会的な地位があるようなものを名乗っているが、それは実在しない肩書名である。
また、他の作者・作品においても、男性という属性を独善的な視点でラベリングし、攻撃して貶めるようなものも散見される。
これらの状況をまとめると、「嘘つき放題」「やりたい放題」「負の感情をコントロールできていない」といえる。さらに、他人を分析して評価するという行為は深い内省が必要とされるものだが、作者自身にそういった様子が見られないのも特徴の一つだ。
このような男性差別、男性蔑視の低俗なものを送り出してしまう“元”は、SNSでも簡単に判別が付く。SNS内で差別的かつ攻撃的な発言を連発している作者も存在し、上記例の作者とは別人物のSNSでは、以下のようなことが書かれている。
〔共働きを望むのなら「妻に働いて頂く」という意識を持て。気持ち悪い自分と結婚してくれるのだから迷惑料を支払っていると考えろ。〕
2)Kindleやnoteに作品を発表するハードルはそれほど高くない
これは、世の中の情報を得る上で必ず知っておきたいことである。
まずnoteについては、何のハードルもない。アカウントを開設して文章を書くだけなので、誰にでも簡単にできる。
本については、まず紙の書籍の出版は、著名人が出版社を通じて出版するものなので、素人にはまず無理である。(自費出版の場合は、基本的なガイドラインの審査はあるが、高額な印刷費用と在庫管理が必要とされる)
しかし、AmazonのKindle(電子書籍)の場合は、紙の書籍よりも圧倒的にハードルが低く、素人でも充分出版が可能である。ガイドラインの審査はかなり緩いと言われており、原稿とカバー画像などを用意すれば数日で公開が可能になる。以下はその参考ページである。
<参照元:Kindle出版の審査の時間はどれくらい?審査の基準は?【KDP】(いんどあたいむ)>
紙の書籍が、電子書籍も同時に販売していることは近年当たり前のようにあるが、『電子書籍のみ』で販売されているものは、出版へのハードルが極めて低いので、基本的に品質が別物だと考えておく必要がある。
3)なぜ男性差別や男性蔑視のミサンドリー作品が出回るのか
ここからは、「なぜこういうものが世の中に出回ってしまうのか」という点を考察していく。
実は、Kindleやnoteに限らず、こういう現象は珍しくない。人間は誰にでも、「こうなってほしい」という理想があり、その理想を叶えるために日々生きているからだ。
そこで考えるべきことは、「理想通りに物事がいかないとどうなるか」という点である。表出する現象は以下の二点になる。
・理想通りに物事が進んだように見せかけて具現化する
・理想通りに物事が進まなかった原因となった対象を責める
例えば、交際していた異性に振られたとしたら、その交際相手を責める、あるいは異性そのものを嫌いになり責めるというのはよくある話である。他には、体操を一生懸命やっていたとして、大きな失敗をする経験をしたならば、体操を嫌いになってしまうといった例などもある。
今日の記事で紹介した例及び内容は、「男性との関係において、理想通りに物事が進まなかったことに対して、自分の理想を具現化し、男性を差別感情で責めて、電子書籍やnoteで自己表現をしている」と読み取ることができる。
これが良いか悪いか・・・簡単に答えが出ることではないだろう。
しかし一つ言えるのは、この記事で紹介したKindleやnoteの作品は、明らかな男性差別・男性蔑視であり、そういったものが世の中に出回ることは、人々の福利からは遠ざかるものであるということだ。長い目で見れば、人々の福利につながるものが広く普及し、差別や蔑視を助長するようなものは是正していく必要はあるといえるだろう。
しかし、人間一人一人の感情や生き様は、そう単純に片付くものではない。
誰もが負の感情を表出しやすい現代、これからオレ達人間は、自分の感情や生き様とどう折り合いをつけて生きていけばよいのか、新たな時代に向けて試されていくといえるだろう。
(作・イキルちえ)
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