生きる知恵

イキルちえが執筆する生きる知恵ブログ・コラムのサイト。婚活、恋愛、マッチングアプリ、子育て、教育、仕事、健康、心理学、人間関係、少子高齢化、男女やジェンダーの問題、性の話などをお届けする。

「仕事したくない」「働くのが怖い」・・・こういう気持ちはどうしたよいか(労働の考え方とひきこもりに関する話)

 さて、みんなは仕事をするのが好きだろうか。嫌いだろうか。今日の記事は、“働くことに対する恐怖感”という部分に着目し、労働に対する考え方の一つを解説する。ひきこもりなどの社会問題や経済の部分にも関与する内容だ。前半は、働くことを難しくする状況を生み出す背景を概要としてまとめてあり、後半部分がメインになる。是非最後まで読んでくれたら嬉しい。

 

 内閣府の2022年度「こども・若者の意識と生活に関する調査」によると、全国のひきこもり状態の人はおよそ146万人といわれている。

<参照元:特定非営利活動法人KHJ全国ひきこもり家族会連合会WEBサイト>

 さらにひきこもりによる経済的損失は、当事者全員の個々の生涯収入として換算すれば、なんと380兆円にもなるという。

 成人した後、働くことができずにひきこもりになる理由、事情は、人それぞれ異なる。おおざっぱに分けると以下の二つだ。

①本人の経験が引き金になるもの(労働時、あるいはそれ以前の学生時代の人間関係のトラブル、意欲や自信を喪失する体験など)

②過剰な長時間労働、パワハラなどの外的要因。

 このような状況は、人間の心に“恐怖感”を植え付けてしまう。仕事、労働とは、少なからず向き合わなければならないものが複数あるため、恐怖感が心にあると働くことができなくなるのは当然のことだ。そして、恐怖感(怖さ)という感情は、人間の防衛本能として誰にでも備わっているものなので、「自分はダメだ」などのように否定する必要は全くない。

 続いて、ひきこもりに対してどう対処すべきか。世間一般では、以下のような対応・助言がされる場合が多い。

・朝起きて夜寝るという、基本的な生活リズムの確立。

・運動などによる体力づくり。

・心療内科、精神科などの専門治療(薬物療法含む)及びカウンセリング。

・自助グループ、市民団体等の地域のサポート。

・信頼できる友人等と交流をして、精神的安定を図る。

・簡単なアルバイト等職種は問わず、続かなくてもいいからやってみる。

 これらの方法の、誰にどんな方法が効果的なのかは、人それぞれ異なる。

 

 この記事のメインはここからだ。

 なぜ働くのか?なぜ仕事をしなければならないのか?お金のため?家族のため?社会貢献のため?

 こんなことを考えても、きっと頭が痛くなって堂々巡りになるだけだろう。そこで、こういう物事を難しく考えるのではなく、「働くとは?」の問いに対しては、一つあるモノを思い浮かべてみたい。『砂場の山』だ。

(AI作成イラスト)

 働く力とは、“砂場で山を作ることと同じ”だ。オレ達の周りには、砂がたくさんある。どんどん砂を集めて、水をかけて固めていけば、山(働く力)はどんどん大きく、どんどん丈夫になる。崩れても、形が変になっても、周りにはいくらでも砂がたくさんある。また集めて、自分の好きな形にしていけばいい。

 ただし・・・砂を集めることを辞めてしまったら、山はいつまで経っても大きくならない。

 過去に体験したこと、嫌な思い出、外れの職場に入ってしまったこと・・・人間には、自分では変えようのないことがたくさんある。そういうものに真正面から立ち向かおうとすると、つい“難しい手段” で立ち向かおうとする人も多くいることだろう。しかし、『砂場の山』という特徴は、決して難しいものではない。手に取れる簡単なものから手に取ってみれば、必ずそれは大きな山に繋がっていく。

(作・イキルちえ)

こちらも合わせてどうぞ→<このブログの紹介>