生きる知恵

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既婚者合コン、既婚者マッチングアプリ(究極の身勝手人間)

 さて、みんなは結婚した後の人間の責任感ということについて、どう思うだろうか。結婚はゴールではなく、スタートとよく言われる。夫、妻の二人で生活を築いていく中で、様々な困難がありながらも、皆一生懸命に生きて人生をまっとうしようとしている。今日の記事は、既婚者当人もそうだが、これから結婚しようとしている人にも是非参考にしてほしいと思う。

 近年世間では、「既婚者合コン」「既婚者マッチングアプリ」というものが存在し始めている。以下はgoogleの検索結果URLなので、興味のある方はご覧になってみてくれ。

<参照元:google検索「既婚者合コン」>

<参照元:google検索「既婚者マッチングアプリ」>

 

・・・既婚者とは、“結婚している人”のことだ。

・・・結婚とは、法的に認められ、定められた婚姻関係だ。

・・・合コン、マッチングアプリとは、異性と出会う場である。

 

 次に一例を紹介しよう。既婚者が不倫をしていて、それを第三者が見た時にどのような感想、感情を抱くのかという例だ。ただし注意してほしいのは、この一例はマンガ(アニメ)に登場する人物が、作中に登場する不倫カップルを目撃して抱いた感情である。つまり、現実に起こったこと、実在の人物の感情ではないということだ。

 ただし、マンガに限らず、映画でも小説でも人間が創っているフィクションのものは、作者が人生を歩んできた経験が作品に反映されていくのは間違いない。紹介する一例は、現実世界でも同様の感情を抱く人は多数いることは想像しやすいものなので、この場で紹介する。

 それでは、“不倫している既婚者に対して第三者が抱く感情”の一例は以下だ。

 

「こんな挙措(きょそ)動作の汚らしいゴミのような生命体も、世間では「人間」と言われているわけだ。いっちょまえに感情を持ち、多少なりとも経済効果に参加していて、ちっぽけな夢を持ち、尽きぬ不安を抱えて生きている。」

<参照元:一肇著(原作・三部けい)『僕だけがいない街AnotherRecord』角川出版>

 

 この文章は実はまだ続きがあり、続きはさらに口汚い言葉で罵るようになり、果てにはもっと黒い感情を抱くように変化していくのだが、この場では上記のみ記載させてもらった。

 それでは、「既婚者合コン」「既婚者マッチングアプリ」のような、この世の果てのようなものが登場してしまう現代社会とは、一体何なのか。

 その前に、違う角度からこの現象を見てみよう。

 世の中にあるどんな便利な物も、それをひらめく人、それを作る人がいなければ、登場することはない。その上で、

『人に対する責任感が低下している』

『自分の欲望を満たすことしか考えていない』

 こういう現代人が増えていることを敏感に感じ取る人が何人もいたということ。

 その上で、一から物を作る人は、行動力があり、知性があり、お金を生む力がある。こういう力を持っていて、世の流れを敏感に感じ取り、ビジネスになると判断して、初めてそれは世間に登場する。既婚者合コンの運営、既婚者マッチングアプリに限らず、便利なモノや便利なサービスはみんなそうだ。

 つまり、「既婚者合コン」「既婚者マッチングアプリ」なるものが誕生してビジネスとして成立してしまうということは、『人に対する責任感が低下している』『自分の欲望を満たすことしか考えていない』といえる“究極の身勝手人間”が確実に増えている証になるのだ。他の例として、カスハラをする人間が増えたり、車や自転車で身勝手な運転をする人間が増えているのも、その表れといえるだろう。

 既婚者合コンがどんなものなのか、既婚者マッチングアプリがどんなものなのか、よもや、それを調査したり分析するような価値さえも、ない。

 それでは、「既婚者合コン」「既婚者マッチングアプリ」など全く興味もないまともな人間はどうすれば良いのだろうか。簡単なことだ。何が正しく、どんな生き方が自分も周囲の人も幸せになれるのか、冷静に判断して行動するだけである。

(作・イキルちえ)

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